充電の必要のないバッテリーが開発され、実用化される可能性があるというニュースが入ってきた。
米国のテクノロジー企業であるNDBが、革新的な自己充電式ナノダイヤモンドバッテリーというものを開発。なんと何十年も充電しなくて良いという。
本当ならば、電動バイクのみならず、あらゆる電気機器が充電の必要がなくなる画期的な開発となるはずだ。
自己充電式ナノダイヤモンドバッテリー
NDBは、「2040年までに電気を再発明し、化石燃料のない惑星を作成する」という大きな野望を持っている。
本当ならば、化石燃料に頼っている世界が完全に変わってしまう。電動自転車ばかりか、少し大型化すれば家庭の電力なんて簡単に賄えることになる。
すでに上記の写真のように小型の充電装置は既に開発されている。
追記
※最初に掲載していた動画はサイトにログインしないと見れなくなっているので動画差し替え
ただ、問題なのはその電力を作り出す方法だ。
なんでもリサイクルされた核廃棄物から作り出されること。最終的に使い尽くされるか使用されなくなると、「無害な副産物」に分解されるというけど核と聞くと怖い感じがする。
基本的に、NDBが提供しているのは小型の発電機で、プラグインしなくてもデバイスに何十万回も電力を供給することができる。
NDBは、バッテリーはクラッシュしてもほとんど破壊されず、完全に安全であると主張しているため、バッテリーが爆発する可能性はゼロだという。
多結晶ダイヤモンドの層でコーティングされており、デバイス内に放射線を封じ込める能力があり、ステンレス鋼よりも12倍丈夫だという。
永久電池の概念は前からあるが、ついに実用化が始まるかもしれない。ただ、今回の電池は使用済み核燃料を使用しているというのが気になるところ。
今後どうなるのか注目しておきたい。
詳しくは公式サイトでどうぞ。いいことしか書いてないけど。
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