Wilierは、オールロードまたはグラベルオプションのいずれかで利用できる、新しいカーボングラベルバイクWilier Rave SLRを発表。
ブランドのパフォーマンスロードバイクに大きく影響を受けたRaveSLRは、タイヤのクリアランスを42mmに引き上げ、レースとグラベルの形状を融合させている。
フレームは共通だけど、コンポやホイールを変えることで、ロードでもグラベルでも走れるバイクにすることが可能だ。
Wilier Rave SLR
レースフレームセットはFilanteSLRおよびFilanteSLRと同じ構造を使用しており、軽量で反応性の高いフレームで、カーボンファイバーと液晶ポリマーを混合している。
その結果、フレームの重量は950g、フォークの重量は415gとなっており、フレーム重量が870gと主張されているFilante SLRよりもそれほど重くはない。
42mmのRaveSLRのタイヤクリアランスを備えているが、最近は45mmが主流となっているので少し狭いかも。
シートポストはD字型となっており、Wilier0 SLRで使用された埋め込み式シートポストクランプを継承している。
Rave SLRは、標準のウォーターボトルのセットに加えて、トップチューブバッグボルトと、取り外し可能なフロントディレイラーマウントを備えている。
ハンドルもV字型で特徴的だ。まるでサーベロのような感じ。
390gの一体型エアロモノコックカーボンJバーグラベルバーは、オフロードでの剛性をさらに制御し、機械的または電子的なシフトコントロールを完全に内側に押し込むために開発されている。
ロードバージョンには、Wilierの330gのZero Barが付属する。
グラベルバージョンには、Campagnolo Ekarを含む、3つの異なるグラベルビルドがある。
ロードモデルには2xグループセットが付属となる。
チェーンステイはプロテクトされており、wilierのロゴが描かれている。
このバイクには、マビックのスピードリリーススルーアクスルシステムが使用されており、ホイールを取り外すためにスルーアクスルをハブ本体から完全に取り外す必要がない。そのため、ホイールの交換時間を7秒短縮する。
Wilier Rave SLR ロード
Wilier Rave SLRは、Shimanoの新型Dura-Aceグループセットで利用可能。
ZeroBarとWilier独自のSLR42KCカーボンホイールを備えた3つのビルドが用意されている。
- Shimano Dura-AceR9200を搭載したWilierRave SLR: €11,000(約144万円)
- Shimano UltegraR8100を搭載したWilierRave SLR: €9,000(約117万円)
- SRAM Force eTapAXSを搭載したWilierRave SLR: €9,000(約117万円)
Wilier RaveSLRグラベル
SRAMとShimanoを搭載したバイクにはMicheGraffカーボンホイールが付属。
CampagnoloEkarビルドにはCampagnoloShamalカーボンホイールが付属。
- SRAMXPLR eTap AXSを搭載したWilierRave SLRグラベル: €8,400(約110万円)
- Shimano GRXDi2を搭載したWilierRave SLRグラベル: €8,400 (約110万円)
- Campagnolo Ekarを搭載したWilierRave SLRグラベル: €8,300(約108万円)
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