ジロ・デ・イタリア第15ステージでゲラント・トーマスは、マリアローザのタデイ・ポガチャルがアタックしたときに、追わなかった。
総合3位のダニエル・マルティネスは、果敢にタデイ・ポガチャルを追ったけれど、ベースが早すぎてついていけない状態に。
結局、ゲラント・トーマスは、ダニエル・マルティネスと同タイムでゴールしている。
何故、ゲラント・トーマスは、タデイ・ポガチャルを追わなかったのか。その理由を明かしている。
ゲラント・トーマスの状態
What goes up must come down… G’s just not sure how 🚠🤣#GirodItalia pic.twitter.com/gS9AfREmsD
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) May 19, 2024
タデイ・ポガチャルのアタックに反応してませんでしたね。
アタックが来ることは分かっていた。UAE Team Emiratesは1日中、ステージを目指してハードに走った。彼らに敬意を表したい。
正直言って、100パーセントの状態ではなかった。スタートから気分が良くなかった。だから、アタックが来たときは、他の選手を使って、彼らについて行こうと思ったんだ。
その後は、僕らの間で猫とネズミのゲームになった。明らかに、自分たちはペースを落としただけで、いたちごっこ、私たちの間で本当に競争になった。
みんな、ポガチャルを放っておいて、自分の好きなことをやっていたんだ。そのあと、僕が少し抜け出した。最後はいい感じだった。ダニと一緒にゴールできてよかった。
ゲラント・トーマスは、一日中気分が良くなかったようだ。それでも、総合2位を死守できた。これは、最後まで献身的にアシストしてくれたチームメイトがいたからだ。テイメン・アレンスマンは、ゴール手前までゲラント・トーマスを引き続けた。
第3週も厳しいステージが続くが、ゲラント・トーマスはベテランの経験を発揮するはずだ。
【追記】
ゲラント・トーマスは、ポットキャストで更に体調について教えてくれている。どうやらトイレを我慢していたようだ。過去にジロであったようにトム・デュムランのようには止まらなかったけれど。
本当に大変だったと。
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