ヴォルタ・アン・アルガルヴェ第2ステージは山頂フニッシュが待ち受ける山岳ステージ。
ここで見事なアタックを決めたのはレムコ・イヴェネブール(Deceuninck–Quick Step)。
ブエルタ・サンファンでの総合優勝とステージ勝利に加えて3勝目。ウルフパックは昨日のファビオ・ヤコブセンの勝利に続いて、はやくも10勝目となった。
1級山岳での山頂フニッシュ
コースプロフィールを見てもわかるように、最後は1級山岳にむかって山頂フニッシュ。
だが、その前に3級と2級の山岳ポイントがあり、アップダウンとなっており足にくるコース。下りではイネオスが先頭で一列棒状で下っていた。
最後の1級山岳フォイア峠(登坂距離7.4km/平均勾配6%)で決着がつくステージだ。
レース序盤から逃げを決めたのは、
- ドリース・デボン(Alpecin-Fenix)
- ミヒャエル・シェアー(CCC Team)
- カスパー・ピーダンス(Sunweb)
3人ともクライマーではないので、最後まで逃げ切れることはない。
特にドリース・デボンはAlpecin-Fenixでマチュー・ファンデルプールに続いてポイントを獲得しているスプリンター。何故にこのステージで逃げたのか良くわかんない。
マチュー・ファンデルプールは、ラスト30キロ地点までは集団の先頭付近でUAEの後ろで走っていた。最終的にはラスト4キロで先頭集団からは遅れていたけど。
しかし、UAE TEAMは頑張ってましたねえ~。ほとんど集団の先頭を固めて走っており、今回のエースであるルイ・コスタのために全開で引いていた感じ。
ラスト500mで決着が
ラスト2キロで、シモン・ケシュケ(CCC Team)が素晴らしいアタック!
一気に開いたので、誰が追うんだろうかと見ていたらホアキン・アルメイダ(Deceuninck–Quick Step)が引いて吸収してしまう。
ホアキン・アルメイダはアメリカのHagens Berman Axeonから移籍してきたプロ1年目の21歳。この山頂ゴールで最後まで残ると共にレムコ・イヴェネブールの勝利のために見事な働きをした。今後の活躍が期待できますね。
レムコは残り500mから強烈なアタック!
彼に追いつけたのはマキシミリアン・シャフマン( BORA-hansgrohe)だけだった。
レムコはこのステージ優勝で総合でもトップに浮上。残る二つのステージの後、最後は得意のタイムトライヤルが待っている。
ラスト5kmからはこちら
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