リエージュ〜バストーニュ〜リエージュのゴールまで59.5kmの地点で多くのライダーが落車。
最初に、道路下に転落したのはINEOS Grenadiersのトム・ピドコックだった。横っ飛びで吹っ飛んでおり、大けがが心配された。
だが、その後レースに復帰、集団まで戻っている。だけど、落車の影響は避けられず徐々に遅れてしまう。
事故の様子を語る
事故は残り59.5kmの地点で起こった。Bahrain Victoriousは短い下り坂で驚異的にペースを上げていた。
ピドコックは車輪の接触で路面から溝に落ち、少なくとも25人のライダーがデッキに叩きつけられた。
最も深刻な被害を受けたのはジュリアン・アラフィリップで、この世界チャンピオンは意識はあるがすぐに病院に運ばれた。
ピドコックは再乗車し、集団に復帰することができた。だが、最終的に103位でレースを終えている。
ゴール後のインタビューでピドコックはコメントしている。
指が折れたかもしれない.…..そして、今日は僕の9つの命のうちの1つを使い果たしたかもしれない。
Total Energiesのライダーが前に上がろうとしてリスクを冒した。その結果、最初の接触が連鎖反応を引き起こし、多くの選手が最初の転倒者を避けられなくなった。
このTotal Energiesの選手は、自分の命を危険にさらし、後ろから来た他の選手の命も危険にさらした。正直言って、許される動きではなかった。
このレースは、ピドコックのクラシックシーズンにも幕を下ろした。
ストラーデビアンケを体調不良で欠場し、ドワルス・ドール・フラーンデレンでは表彰台を獲得したが、胃の不調が長引き、重要なレースで本調子とはいかなかった。
正直言って、クラシックシーズンは忘れることができないものだった。学ぶことがたくさんあったけど、終わってよかったよ。
ピドコックはレースから一旦離れ、次の目標に向けて準備をする予定だ。
彼はジロ・デ・イタリアでデビューする予定だが、代わりに7月のツール・ド・フランスに向かうという話もある。
現在、両方のロングリストに名前がのっている。ただ、指を骨折していた場合には、ジロ・デ・イタリアはキャンセルとなるだろう。
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