ツアー・オブ・グアンシーのクイーンステージを制覇したのは、来シーズンからモビスターに移籍するエンリク・マスだった。
チームの連携プレーもとれ、最後は冷静な判断でスパート。見事な勝利だった。
Nanning ~ Nongla Scenic Area 161.4km
逃げを成功させたのは、
- ワン・メイイン(Bahrain Merida)
- ライアン・ミューレン(Trek – Segafredo)
- ハミッシュ・シェールズ(Israel Cycling Academy)
ワン・メイインは中国のライダーなので、母国で少しは良い所を見せておきたいですよね。
しかも、まだ来シーズンの契約は決まってないのでアピールしておかないと。
最大3分30秒まで広がったタイム差も、Wanty-Groupe GobertとDeceuninck-Quick Stepが先頭を引いて吸収。
アイルランドのタイムトライヤルスペシャリストであるライアン・ミューレン(Trek – Segafredo)が、単独でアタック!
Riding on his own at the front for over 30km @TrekSegafredo‘s @ryanmullen9 had hoped his fellow breakaway riders would follow him when he initially went clear on Stage 4 at @TourofGuangxi. With 17km left to go he was eventually caught up by the bunch. pic.twitter.com/9ErveOoXYI
— Velon CC (@VelonCC) October 20, 2019
しかし、ミューレンのアタックもゴール手前の登りに入る前で捕まってしまう。
やはり、勝負は最後の登りで、レミュ・カヴァニャがアタックをしかけて集団を崩壊させ、その動きにあわせてエンリク・マスがアタック!
An exciting finish on a demanding final climb on Stage 4 of @TourofGuangxi sees @EnricMasNicolau take the victory for @deceuninck_qst 👏 pic.twitter.com/DER2gml5YM
— Velon CC (@VelonCC) October 20, 2019
最後は、ダニエル・マルティネス(EF Education First)の足がないのを冷静に判断したエンリク・マスがふりきって勝負を決めた。
これで、エンリク・マスは5秒のタイム差をつけて総合首位に浮上。残りの2ステージを乗り切れば総合優勝が決まる。
だが、第5ステージも山頂フニッシュではないが山岳なので気が抜けないコースとなっている。
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