オーストリアで開催されたeマウンテンバイクによる初めての世界選手権でトム・ピドコックが優勝。
トム・ピドコックは2021年3月からイネオスと契約する英国の天才ライダー。
マウンテンバイク、シクロクロス、ロードを組み合わせて活動を続けていく。
トム・ピドコックのアルカンシェル獲得は、これで何度目だろうか。新たな称号を手に入れた。
e-マウンテンバイク世界チャンピオン
トム・ピドコックは今シーズンのロード活動から見事ににマウンテンバイクに切り替えた。
ベイビージロで優勝したあと、世界選手権に英国代表として出場。
世界選手権は43位で完走している。本当ならばU23に出場するはずだったが、今年の世界選手権はジュニアとU23はキャンセルされたため。
ロードから切り替えてマウンテンでは、チェコ共和国で開催された23歳未満のクロスカントリーワールドカップラウンドで優勝。
そして、10月7日のe-マウンテンバイク選手権でも勝利した。レースでは最後の1周でトップに立ち、35秒のタイム差をつけて、そのままゴール。
レースにはシクロクロス界の皇帝と言われるスヴェン・ネイスが一度限りの現役復帰して走っていた。
Modderfestijn op het WK e-mountainbike in Leogang! Sven Nys komt na deze crash alleszins niet met een propere broek thuis 😎 Nog tips voor de papa, @thibau_nys4? pic.twitter.com/dgoBvqaSZC
— Mountainbike.be (@Mountainbikebe) October 7, 2020
残念ながら、上のツイートのように落車してしまいスヴェン・ネイスは、19位に終わっている。
トム・ピドコックは今度はシクロクロスレースに出場となる。昨年のシクロクロス世界選手権では2位となっており、今年も活躍が期待される。
来年3月にイネオスに入るまでシクロクロスでしっかりと走って貰おう。
コメント