ジロ・デ・イタリア第4ステージでのラスト7キロで、先頭から13〜15番手を走るサルヴァトーレ・プッチョ(イタリア、チームイネオス)が前を走るルーカス・ハミルトン(オーストラリア、ミッチェルトン・スコット)の後輪と接触して落車。
そして、さらに次の落車によってトム・デュムランは大きく遅れることに。
走れるのか
結果として、デュムランはトップ10から急降下し、4分30秒遅れの56位となっています。
デュムランはTeam Sunwebバスで治療を受けた後、さらなる検査のために病院に。
X線検査で骨折していないことをTeam Sunwebはすぐに確認した。 しかし彼の左膝の周りの切り傷と腱の怪我が心配です。
チーム・サンウェブのコーチ、ミシエル・エリゼン氏は、
「大打撃だ。ジローに勝利するつもりだったのに、リーダーから4分遅れは嬉しくないし、トムも嬉しくない。
我々はただ彼がジロを続けることができるかどうか待つ必要がある。多分GCは終わったが私達はステージに勝つことを試みることができる。他のチームメンバーもいるし、これもまたレースだ」
この落車では、先頭付近のライダーだけがクラッシュを避けられた。そのうちの一人はレースリーダーのPrimoz Roglic(Jumbo-Visma)でした。
ほとんどのライダーは比較的早くレースに復帰。18秒のタイムロスで納めています。
デュムランは、自転車に戻っていましたが、かなりの不快感を感じていたことと、テレビのオートバイからの映像では、彼の左足の前部全体が血に染まっていました。
流血は、デュムランの膝のすぐ上のけがから来ているように見え、チームバスに乗る坂道では助けがないと歩けないような状態でした。バスには自分の足で乗り込めたようです。
デュムランのチームメイトであるチャド・ハガ(Chad Haga)もクラッシュに巻き込まれ、他のライダーによって溝から引き抜かれていているツイートがあります。
Not good, not good at all 😖 #giro pic.twitter.com/17vT3pBF7A
— FloBikes (@flobikes) 2019年5月14日
総合を断念
「私は一晩中寝るつもりだ、そして私は明日決める。ランキング[GC]は終了した」
とデュムランは病院の診断を受けた後に記者団に語った。
チームのプレスリリースで、デュムランはクラッシュがどのように起こったのか説明
「サルヴァトーレ・プッチョ(Team INEOS)がクラッシュした。彼はヨン・イサギレ(Astana Pro Team)を倒したんだ。
私は、それを避けることができなかった。骨折はないけど、私の膝は非常に腫れている。私は最後の数キロメートルで力を出すことができなかったので、明日どうなるか知っている」
追記
News from #Giro🇮🇹
After his crash yesterday, @tom_dumoulin will start stage 5 today.
He has been cleared to race by the team’s medical staff, but still suffering with his knee. He will give it his best shot and see what the day brings 💪🏼🤞🏼 pic.twitter.com/oDkPbE7ME2
— Team Sunweb (@TeamSunweb) 2019年5月15日
チームのツイッターによると、トム・デュムランはスタートするようです。膝の痛みがあるようなのですが、徐々に調子を取り戻してもらいたいです。
これだけの大流血ですからねえ~。膝が腫れているというのも気になります。無理をしないほうが良いようにも思いますが、チームの事情というのもあるので、なんとも言えないですね。
#Giro🇮🇹
A few extra visitors to our hotel this morning as @tom_dumoulin and the team head to the start 📸📽️ pic.twitter.com/Onz1DvbpRI
— Team Sunweb (@TeamSunweb) 2019年5月15日
ただ、スタート前はスタスタ歩いているので大丈夫かな?
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