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トム・デュムランはオリンピックの結果に関係なくサイクリングを続けると

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Photo credit: dvdbramhall on Visualhunt
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トム・デュムランはオリンピック個人タイムトライヤルで銀メダルを獲得。

事前の候補の一人ではあったけど、2位を予測した人は少なかったと思う。自転車から無期限の休養宣言を出して、再び本格的に乗り出したのが3か月前のことだ。

オランダ選手権では優勝していたが、ツール・ド・スイス第7ステージ個人TTでは5位という結果からして、オリンピックでここまで復調するとは予測できるはずもない。

 

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再び続ける

 

オリンピック前には、レースを続けるかどうかはわからないと言っていたトム・デュムラン。それだけ、国を代表して戦うレースと仕事としてのレースは違うということだったのだろう。

 

だが、トム・デュムランはチームと走ることを続けてくれる。ブエルタでのカムバックはないが、9月の世界選手権は少し考えているようだ。

 

メダル受賞者の会見でデュムランは将来について尋ねられると

ええ、私はプロのサイクリストとして続けていく。この2ヶ月間は、再び大会に向けての準備を楽しんできた。

これに集中して、すべてのトレーニングキャンプを行い、ツール・ド・スイスや全国大会に参加して、楽しい時間を過ごした。

再びサイクリストに戻れて幸せだった。チームにもそう伝えた。私は継続する。具体的にどうするかは、まだチームと話し合う必要がある。

 

トム・デュムランは、移籍2年目の1月に、自転車競技から離れることを発表。

デュムランは、トッププロライダーであることの難しさ、特にプレッシャーや期待について語り、前年は自分自身を「忘れていた」と述べていた。

自分のキャリアや人生に何を求めているのか、時間をかけて考えた結果、いくつかの答えを見つけたようだ。

 

過程を楽しむ

 

私にとっては、この2、3ヵ月間はとても楽しい期間だった。

実際には、プロの自転車競技から離れていた期間も楽しんでいたが、戻って、このイベントに集中することを決心した時、明確な目標を持って準備をしたり、ハードなトレーニングをしたり、時には苦しんだりすることも間違いなく楽しい時間だった。

 

結果的に、僅差のトップ5の中で最高のタイムを出し銀メダルとなったが、この結果で続けることを決意したのではないようだ。

 

今日の結果は私の決断に影響していない。決断はすでにこの2、3週間でなされていた。

結果に至るプロセスが何よりも、代えがたいものであることを再認識したということだろう。

トム・デュムランのレーススケジュールは、まだわからないが本格的に戻ってくるのは、来シーズンと考えても良いかもしれない。

とりあえず、続けてくれることだけでも嬉しい事実だ。

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