2017 ジロ・デ・イタリア覇者で2022年のシーズン途中で引退となったトム・デュムラン。
最近はランニングの大会などで話題になっている。まあ、アスリートだから速いよね。
そのトム・デュムランが自転車レースの世界に戻ってくる。2027年からアムステルゴールドレースのレースディレクターに就任するのだ。
30年の歴史が変わる
就任のオファーを受けた時の心境は?
レオ・ファン・フリートから話があったとき、すぐに「ああ、これは自分が熱望していたことだ、とても特別なことだ」と思った。迷いはなかった。
子供の頃、まだフィニッシュ地点がマーストリヒトにあった時代から、沿道でアムステル・ゴールド・レースを見ていた。このレースのおかげで私は自転車選手になったようなものだ。
だから、そのレースディレクターになれるなんて、長く考える必要もなかったね。
なぜチーム監督ではなく、レース主催者を選んだのか?
11年間、選手としてチームの中で過ごしてきたが、チーム監督などにはあまり野心が向かなかったんだ。だから、この仕事ができることを本当に嬉しく思う。
前任者レオ・ファン・フリートへの敬意は?
レオの指揮下で、アムステル・ゴールド・レースはオランダ国内だけでなく、世界的にも象徴的なレースへと成長した。毎年、世界最強の選手たちがスタートラインに並ぶ、オランダ最大のクラシックだ。
彼が30年間かけて築き上げたものは素晴らしい。だから、私が来てすぐに運営マニュアルを全部ひっくり返すようなことは絶対にしない。
このレースはすでに素晴らしいものだし、その良さを守っていかなければならない。
今後の改革や自身のカラーについて?
現状維持は後退を意味するから、時代の変化に合わせていく必要はある。すでにいくつかアイデアはあるが、それが実現可能か、やるべきかどうかはまだ分からない。
幸いなことに、アムステル・ゴールド・レースはすでに盤石な地位にある。焦る必要はない。贅沢な立場で、さらに成長できる余地があるかを探っていける。
少年時代の自分を振り返ってどうですか?
9歳頃の自分が沿道で見ていた映像を見ていると、人生とは不思議なものだと感じる。あの頃の少年は、まさか将来こうなるとは夢にも思わなかっただろう。でも、ただただ素晴らしいことだと思う。
地元オランダのトム・デュムランが後を継ぐのは理にかなったものだ。地元への愛着もあるだろうし、その職はふさわしい。2027年にはトム・デュムランがレースカーからフラッグを振る姿が見られることになる。





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