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ティレーノ〜アドリアティコの個人タイムトライヤルの気になる結果

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Photo by noor Younis on Unsplash
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ティレーノ〜アドリアティコ最終日の第8ステージは、個人タイムトライヤル。

距離は短くて10.1kmで真っ平のコース。

見始めた時には丁度ヴィクトール・カンペナールツが走っている時から。次がローハン・デニスにクリス・フルームという並び。

本来なら彼らは、もっと上位にいるはず。だから、もっと遅い時間に走るはずなんだけどなあ~。

 

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フィリッポ・ガンナ

tiz-cycling vtrより 以下同様

 

フィリッポ・ガンナは2年連続のイタリアTTチャンピオンの貫禄で暫定トップタイムをたたき出す。

10分42秒でav56.6km/hは驚異的な記録。さすがは、4km個人追い抜きの世界チャンピオンだ。

 

このタイムはひょっとすると抜けないだろうなあ~と思っていた。結局、最後までホットシートに座ることに。世界選手権TTでもトップを取る可能性は高くなったのでは。

 

 

ヴィクトール・カンペナールツ

tiz-cycling vtrより 以下同様

 

ヴィクトール・カンペナールツは、フィリッポ・ガンナの記録は抜けず。11分2秒。この時点で第2位。

チェコツアーで背骨に2つの小さな亀裂骨折を負ってしまう。この影響はなくなったのかもしれない。低酸素テント生活など、ロックダウン中から頑張っていた成果が出ている。

 

ベルギー代表だったレムコ・エヴェネプールが骨盤骨折で出場出来ない。ベルギー代表にワウト・ファンアールトと共に出場できるかもしれない。

 

ローハン・デニス

2019世界チャンピオンのローハン・デニス登場。ヴィクトール・カンペナールツを追いかける形でスタート。

 

世界一の貫禄で勝つのかと思っていたら、チームメイトのフィリッポ・ガンナのタイムを上回ることが出来ず。

4.4kmの暫定タイムでは2位だったが、ゴールはヴィクトール・カンペナールツのタイムにも及ばず11分8秒の3位。

世界選手権タイムトライヤルの連覇が黄色信号か?

 

クリス・フルーム

クリス・フルームは見ていても足の回りが悪いように思っていたけど。記録は、12分15秒(av49.469 km/hの暫定25位。

どれだけタイムが悪いのだろうか?  ブエルタでエースが務まるのか本当に心配になってきた。

何か調子が悪い原因でもあるのだろうか。もう少しコンデションが良くなってきても良いと思うのだけど。

 

マチュー・ファンデルプール

第7ステージで驚異的な追い上げで勝利したマチュー・ファンデルプール。

 

 

マチュー・ファンデルプールは、11分28秒(av52.849 km/h)で暫定11位。マチュー・ファンデルプールは残念ながら、世界選手権ロードは出場しない。

自分には合わないコースだということらしい。スイスのコースでは無理だったろうけど、イモラのコースならばいけると思うのだけど残念だ。

 

ヴィンチェンツォ・ニバリ

第7ステージ終了時点で総合20位。ジロ・デ・イタリアを狙うならばもう少し上位に入っていなければいけないのでは。

ニバリは、11分58秒 (av50.641 km/h)で暫定39位。本来ならばもっとタイムも良いはず。コンデションが上がってないのか?

 

ヤコブ・フルサン

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ヤコブ・フルサンもジロの優勝候補。第7ステージを終わって総合16位。このTTも11分35秒。
ジロでは間違いなく上位に食い込んでくるだろう。
 
ただ、アレクサンドル・ウラソフ24歳が総合5位と調子が良いので、ジロでもエースとなる可能性も高い。
 

ゲラント・トーマス

 

クリテリウム・デュ・ドーフィネの時の調整不足を全く感じさせない走りを披露。ローハン・デニスと2秒差という好タイムでTT4位で終えている。

総合でもラファウ・マイカを抜いて2位まで躍進した。ジロのタイムトライヤルは3回。トーマスにとっては好都合だ。

たとえ、山岳で遅れを取ってもTTで十分に巻き返せる可能性は高いのでは。ツールに選んでおけばねえ~。

 

 

サイモン・イエーツ

2019ジロ第1ステージで8kmのTTで2位になったこともある。今日も無難にまとめたのではないかな。

トップから50秒差の18位となったが、なんとかゲラント・トーマスには抜かれなかった。

 

今回TTは10kmと短い。これがジロのTTとなると、最初のTTを除くと長い。ジロではTTでのタイム差を考えて調子の良い山岳で稼いでおかないといけない。

ジロの優勝候補の一人であること間違いない。

 

こちらは第8ステージハイライト

 

リザルト

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ステージ8

Rnk Rider Team UCI Pnt Avg time
1 フィリッポ・ガンナ INEOS Grenadiers 60 50 56.636 10:42
2 ヴィクトール・カンペナールツ NTT Pro Cycling 25 30 55.091 0:18
3 ローハン・デニス INEOS Grenadiers 10 18 54.431 0:26
4 ゲラント・トーマス INEOS Grenadiers   13 54.269 0:28
5 ルーカス・ハミルトン Groupama – FDJ   10 53.867 0:33

 

総合順位

Rnk Rider Team time 
1 サイモン・イエーツ Mitchelton-Scott 32:07:34
2 ゲラント・トーマス INEOS Grenadiers 0:17
3 ラファウ・マイカ BORA – hansgrohe 0:29
4 ウィルコ・ケルデルマン Team Sunweb 0:56
5 アレクサンドル・ヴィラソフ Astana Pro Team 0:58
6 ファウスト・マスナダ
Deceuninck – Quick Step 1:18
7 ジェィムス・ノックス Deceuninck – Quick Step 1:41
8 マイケル・ウッズ EF Pro Cycling 2:12
9 Brambilla Gianluca Trek – Segafredo 3:02
10 ジャック・ヘイグ Mitchelton-Scott 3:10

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