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Colnagoから3Dプリントで再構築するスチールバイクの芸術Colnago Steelnovo【追記購入希望者向け】

機材情報
Photo credit: mikeleary83 on VisualHunt.com
この記事は約4分で読めます。

Colnagoは1954年にエルネスト・コルナゴによって創業されたイタリアの代表的バイクブランド。創業から90年代まで、フレームは全てスチールだった。

Colnagoは、伝統的なスチール素材と最先端の3Dプリントを融合させたロードバイクSteelnovoを発表。

これは、同社がかつて、Super、Masterといった名車を生み出したスチールフレームへの回帰であり、過去と未来が交差する新時代への復刻版ともいえる。

昨年創立70周年で特別限定版として販売されていたSteelnovoは完売。標準モデルとして復刻されている。

 

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Colnago Steelnovo

 

Steelnovoのフレームは、Colnagoの歴史的なパートナーであるColumbus製のスチールチューブを使用し、イタリア国内で100%製造されている。

その最大の特徴は、フレームの接合部、すなわちラグに3Dプリンティング技術を採用している点だ。

Colnagoは、モデナを拠点とする3Dプリンティング専門企業Additivaと提携し、フレームの主要な接合部に革新的な3Dプリント製ラグおよびジョイントを採用。

これらは、ヘッドチューブ、シートチューブ接合部、そしてリアエンドなどの重要な箇所で使用されており、その製造精度は100分の1mm未満という驚異的なレベルに達している。

この極めて高い精度により、スチールチューブとの組み合わせにおいて完璧な接合が実現される。 その結果として、フレームの外観には大きな変化がもたらされた。

高精度の溶接技術と3Dプリント製ラグを組み合わせることで、従来のラグ構造や溶接構造で生じがちだった継ぎ目や溶接痕が目立たない、シームレスで洗練された外観を獲得している。

さらに、ハイエンドのカーボンフレームのトレンドを取り入れ、すべてのケーブルをフレーム内部に完全に収納するフルインテグレーションを実現。

これにより、スチールバイクでありながらもモダンでクリーンなコックピット周りを実現し、Steelnovoを過去の素材と未来の技術が統合された鋼の芸術へと進化させている。

Steelnovoのフレーム製造には職人の手作業が不可欠であり、1つのフレームを完成させるのに丸一日を要する。年間の生産台数は400台に限定されている。

 

 
 
 
 
 
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Steelnovoは、最新のテクノロジーを採用しつつも、スチール素材本来の乗り味を忠実に再現。スチール特有のしなりと記憶力が、振動の少ないライドフィールを提供する。

一方で、フレームの規格は現代のロードバイクの最先端を取り入れている。

  • タイヤクリアランス: 最大35mm幅のタイヤに対応
  • BB規格: オーバーサイズのT47-86ボトムブラケット採用
  • コンポーネント: ディスクブレーキ専用のカーボンフォーク
  • 電動変速機に対応するUDH(Universal Derailleur Hanger)をリアエンドに採用
  • コックピット: CC.01 integrated Cockpit統合ハンドル

 

フレーム重量は、サイズ485(未塗装)で1,895g。フレームセットの価格は、€5,500(約98万円)。

 

【追記】

Colnago愛好家にはたまらない一品。昨年の70周年記念特別限定版はアジアへの割り当てはなかったとDragonMasterさんからコメントでいただいています。

とても貴重な情報を貰ってますので購入希望の方は御一読する必要ありです。

コメント

  1. よしお より:

    ずっとほしかったモデルだ・・
    涙もの

  2. DragonMaster より:

    昨年注文した70周年記念モデルは日本を含めたアジア地区に割り当てが取れずフレームを含めて一切入荷出来なかったそうです。

    自分は日本国内予約の最初の一人(これはアキボウが明言してましたw)だったそうですが残念ながら入手出来なかったんですよね……(TT) 何とかフレームの方はと代理店の方がかなり交渉してくれたみたいなんですが現状コルナゴはアジア地区の重要度が低く入手は一寸無理みたいな状況です……。
    嘗てはコルナゴがバイクサプライヤーのプロチームに三船選手や新城選手の様な日本人選手が所属していた縁があって日本はその辺り多少優遇されていたんですけど現在はなぁ……。

    ただアニバーサリーモデルを申し込んだ人は望むならある程度優先的に標準モデルを入手出来るそうなので完全に不可能となった時点でライトブルーの標準モデルにしてくれと注文していた所こちらはほぼ最初の1年目の生産分を確保できるとの事だったので本日序でにドライブトレインの注文もしてきましたw

    カンパニョーロのスーパーレコード13sをメインにウルトラキット、サテライトコントロール付きのエルゴパワーは決定、後はフレームの性格から純粋なロードよりはオールロードに寄せたセッティングの方が良さげなのでリアディレイラーはナノクラッチバージョンにするかなと相談中です。

    ホイールはBora Ultra WTO 45 を抑え、大物はほぼ決定しました。 後はサドル等の細々としたパーツを選ぶだけなんだけど……。 

    ヤバい、どう計算しても記念モデル並みの値段になる……。 今年は他のバイク(C60,V3Rs,Master等)のホイール交換等一寸手入れをしたかったんだけど無理だな……w

    • ちゃん より:

      貴重な情報またもありがとうございます。それほど全世界の自転車愛好家が望んでいるバイクなのですね。
      日本の購入希望ユーザーに向けて、コメント誘導しておきます。それにしてもColnago3台持ちで、さらにもう一台。朝晩乗らないといけないですね。

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