ようやく巡ってきたスプリンターステージ。
このチャンスを物にしたのはTeam Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイだった。
それを演出したのはエドアルド・アッフィニとリードアウトをしたワウト・ファンアールト。ワウトはアッフィニからバトンをタッチされると、残り1kmからゴール手前200mまでオラフ・コーイをけん引した。
じつに長いリードアウト。通常の常識をはるかに超えている。匹敵するのはAlpecin-Deceuninckのマチュー・ファンデルプールのリードアウトだろうか。今回のジロではLidl – Trekのマティアス・ヴァチェクとも比較されるべきだ。
ワウト・ファンアールト 目標達成
Beast mode activated 💪🏻
Wout van Aert laid down the power for almost the full final kilometre leaving Olav Kooij in prime position to finish off an incredible team performance to win Stage 12 of the Giro 🤩
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🇮🇹 #giroditalia pic.twitter.com/2tudxGV8cA— Velon CC (@VelonCC) May 22, 2025
先頭を引っ張るワウト・ファンアールトのワット数の凄さはなんだ。最後は1,320Wまでだしている。これでは前に出れるライダーがいないのもわかる数値だ。

Cycling today ストーリーミングスクリーンショット以下同様
ワウト・ファンアールトのコメント
オラフと一緒に長い間、脚光を浴びずにいられた。 最終コーナーまでは一直線だった。
みんなが僕たちを見ていたが、僕たちは責任を負った。全力を尽くした。エドアルド・アフィニが先頭に立つと、集団が長い列になるのは分かっていた。
いいタイミングでエドアルド・アッフィニが入ってきて、すごいラインを引いてくれた。 おかけで、ボールが分離されて、タイミングよくシュートを打つことができたんだ。
最終的に、僕とオラフがそれを終わらせる番だった。
リードアウトするのは早すぎなかった?
オラフがうまく指導してくれた。 その後、コーナーで少し足を緩めたんだ。 2秒間脚を静止させて、最後に思いきり走り出した。
勝利できて、安堵感は素晴らしい。 スプリンターにとって、ジロはまだ最も楽しいものではなかった。 チャンスはほとんどなく、特に序盤は次のチャンスを待つのに時間がかかった。
エドアルド・アッフィニのコメント
彼は素晴らしい仕事をしてくれた。 そして僕が交代して叫んだんだ。さあ行こうとね。
最終コーナーまでにトップに立つことが目標だった。 完璧なリードアウトではなかったかもしれないが、結果は完璧だった。 それが一番大事なことだ。
やっと一緒にリードアウトができた。 ナポリでは、一緒にプレーすることはなかった。 これは完璧な結果だ。
第13ステージは、スプリンターステージのように見えるけれど、ゴールは登っている。パンチャーが活躍する番となりそうだ。
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