タデイ・ポガチャルは、2度目となるリエージュ〜バストーニュ〜リエージュを制した。
抜け出したのは、前年にレムコ・エヴェネプールがアタックして抜け出したコート・ド・ラ・ルドゥットだ。
タデイ・ポガチャルが、アタックした場所はレムコよりも前の地点で、そこから全開で登っている。そのためか、タデイ・ポガチャルは、レムコ・エヴェネプールよりも速いタイムで上がっているのだ。
レムコ・エヴェネプールを上回る
Stravaでは、コート・ド・ラ・ルドゥットの登りは1.5kmで平均勾配9.8%となっている。
それを平均速度22.9km/hで登り切っているのだから凄い。
レムコ・エヴェネプールが、4分12秒かかっているのに対して、タデイ・ポガチャルは、4分2秒で、上がっており10秒も速い。
当然レースの内容も違う訳だけど、10秒も違うというのはかなりの差だ。例によってタデイ・ポガチャルは、パワーを公開していないので、どれくらいの平均パワーで上がったのかはわからない。
実際、他のセグメントでは、レムコ・エヴェネプールがタデイ・ポガチャルを上回っている区間も多い。ここではタデイ・ポガチャルが速かったということだ。
2023年のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュでは、平均41.206km/hで駆け抜けているけど、2024年は40.851km/hだ。天候も影響している。
タデイ・ポガチャルは、過去最速だったミラノ~サンレモでも簡単だったというほどだから、よほど他のライダーよりも余裕があるということだ。
コメント
やはり自転車星人…
そんな自転車星人より1秒速いjarno widarって誰なんだ!?(ロットの開発チーム所属の選手らしい)
ですね。18歳ですが、レースの戦績はパットしていない。これから大爆発するのかはわからないですね。
ただ、タデイ・ポガチャルよりも速いといってもレースとTTのタイム狙いでは違うのかも。