Team Jumbo-Vismaは、2019年にはチーム予算が17番目で決して裕福ではなかった。
また、スポンサーの一つであるHAMAも財政難と聞いていたので、予算事情は厳しいのかと思っていた。
だけど、チームのSNSで公開された、新しいオフィスは、Team Jumbo-Vismaの資金力が大きくなっていることを示すものかもしれない。
ドローンで撮影が行われており、見事なフライスルー映像で公開されている。
Service Course
新しいオフィスは、オランダ南部の北ブラバント州の州都であるスヘルトーヘンボスにある。
2分半の映像では、黒と黄色のカラーリングが特徴的なサーヴェロバイクがずらりと並び、メカニックの作業場も映し出される。
チームバスは一体何台あるんだろうか?
建物の入り口は広いレセプションエリアで、大勢の訪問者を楽しませてくれる。その部分には、サイクリングチームの歴史に関連する展示や、カフェやゲームエリアもある。
バイクの陳列も、物凄く綺麗だ。こんなオフィスで働ければ朝からテンションも爆上がりだろう。
映像では、チームカラーのテーブルフットボールが置かれた食堂を通過。レセプションエリアと思われる場所を通り抜けると、国内チャンピオンやグランツールのリーダージャージが額装されたオフィスエリアやミーティングルームがあり、壁にはチームの成功を示す写真があちこちに飾られている。
Team Jumbo-Vismaは、自転車チームだけでなく、スピードスケートの選手もサポートしており、サービスコースにはその競技専用のエリアもある。
このような施設は、スポーツ界でも最大級の予算で何ができるかを示すものだ。
2019年には予算が少ないチームだったが、プリモッシュ・ログリッチやワウト・ファンアールトの活躍でチーム予算は各段に上がっているのは間違いない。
チーム存続に立っているチームや、その何分の一かの予算で運営しているチームなどからは、羨望のまなざしを受けることは間違いないだろう。
また、ライダーもこんなオフィスでミーティングとかしてたら、頑張らないといけないと思うでしょうね。
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