2020年1月1日からTeam Jumbo-Vismaのスポンサーを務めているオランダの小売チェーンHEMA は、深刻な財政難に陥っている。
Team Jumbo-Vismaは、ツール・ド・フランスでは3人のリーダーを立てて、Team INEOS の最大のライバルチームとなるはず。
HEMAは破産の可能性あり
HEMAは、7億5,000万ユーロの高額な債務負担のために、何年にもわたって損失を出し続けている。
2018年の終わりには、オランダの投資家Marcel Boekhoornが小売チェーンを破壊から救った。Boekhoornは、2018年末にブリティッシュライオンキャピタルからHEMAを買収し、債務負担を大幅に削減すると約束した。
だが、Boekhoornと債権者との闘いはうまくいかない。ローンはまだ残っており借金の返済についてHEMA債権者との激しい戦いは続いている。
Team Jumbo-Vismaとの関係は
Team Jumbo-VismaのメインスポンサーはJumboとVismaでJumboはオランダの大型スーパーマーケットを展開している。
620を超えるスーパーマーケット、6つのフードマーケット、6つのジャンボシティーストアがあり、Jumbo.comを介したオンライン注文と配送サービスが成功している。
オンラインがあるので、ロックダウン中でも売り上げは好調なようだ。人間食べないと生きていけないですからね。
Vismaは、ビジネス、管理、および政府システムを専門とするノルウェーのソフトウェア会社。こちらもロックダウンの影響は少ないだろう。
一方、Team Jumbo-VismaへのHEMAからのスポンサー提供は、高額ではないようだ。
このため、チームへの財政的、将来については心配する必要はない。HEMAの今後はわからないが、チームへの出資どころではないだろう。
Team Jumbo-Vismaはこれまでも少ない予算で勝利してきた。HEMAが仮にスポンサーから抜けても元に戻るだけかもしれない。
コメント