Israel Start-Up Nationで2シーズン目を迎える、クリス・フルームは、現在トレーニングが出来ていない。
どうやら、あまりにも厳しいトレーニングで膝を痛めてしまったようだ。フルームは彼のYouTubeチャンネルでこれを話している。
走れないのでは、レーススケジュールもくるってしまいそうだが、どうなんだろうか?
古傷も関係しているのか
フルームは、YouTubeチャンネルの中で、シーズン序盤のトレーニングで挫折を味わうことになったと語っている。
具体的には、腸脛靭帯に付着し、股関節の屈曲、外転、内旋、膝の屈曲、横回転に関わる小さな筋肉、大腿筋膜張筋の炎症が原因で痛みが出ていると説明している。
ここ10日ほど、ペダルを踏んでいるときに膝の外側にかなりの痛みがあるんだ。
検査の結果、膝の横のITバンドがつながっているTFL腱を損傷していることがわかった。残念ながら、この数週間、トレーニングに復帰したとき、僕は少し熱心すぎて、少し無理をしすぎたかもしれない。
数週間バイクを休んでいたこともあり、身体がハードにプッシュする準備ができていなかったのかもしれない。炎症が起きてしまったんだ。
フルームは右膝を触りながら語っている。2019 クリテリウム・デュ・ドーフィネのタイムトライアル偵察中のクラッシュで、大腿骨を骨折したのと同じ脚のほうだ。
2022年には競争力のあるレベルに戻りたいと語っている。だが、この膝の怪我により、フルームは今後数週間はトレーニングを強化することができない。
また、シーズン初期のレースプランも不透明なものとなっている。予定では、ブエルタ・サンファンから出場なんだけど。
ただ、情報によるとサンファンは2年連続で中止という話が出ている。決定すればお知らせしたいが、残念だ。
フルームの次の予定レースはツール・ド・ルワンダだ。
シーズン開始が微妙に
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かなり微妙なところだ。1週間は完全に休まなければならないし、その後2~3週間は負荷をかけずに徐々に始めなければならない。
僕にとっては間違いなく後退だ。レーシングシーズンをどこから始めればいいのか、あまり自信がない。このことが、すべてを少し後退させることになるのは間違いない。
体幹を鍛え、腱に負担をかけずに鍛えることができる筋肉を強化するんだ。
オフトレーニングでしっかりと乗り込まないとシーズンを戦えるベースが出来ない。
フルームの2022年は、マイナスからスタートとなりそうだ。ちなみにフルームのレーススケジュールは
- 1月30日 ブエルタ・ア・サンファン(中止かも)
- 2月2日 ツール・ド・ルワンダ
- 3月6日 パリ~ニース
- 4月26日 ツール・ド・ロマンディ
- 6月5日 クリテリウム・デュ・ドーフィネ
- 7月1日 ツール・ド・フランス
今走れていないならば、2月のツール・ド・ルワンダも微妙だろう。パリ~ニースあたりからスタートかもしれない。準備レースが不足しそうですね。
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