ロンド・ファン・フラーンデレンの中で、昔使われていたような戦法が使われた。
ただ、多くのライダーから批判のツイートなど出ていて、UCIも制裁を課すかもしれない。
それが、Team DSMがおこなったカタツムリ攻撃だ。カタツムリ攻撃というのかは知らないけど。
Team DSMのありえない速度
#RVV23 🦁 / Ce coup de la DSM c’est dingue, mais potentiellement dangereux, ou du moins pas très fair-play. pic.twitter.com/LkHvydEzjY
— Renaud Breban (@RenaudB31) April 2, 2023
Team DSMが仕掛けたのは、残り129km地点のKortekeerの登り。まあ、ツイート動画を見て貰うとわかるように時速3km/hくらいまで落として登っている。
ニルス・エークホフのStravaデータでは時速3.7km/h。
先頭はTeam DSMで占められており、この時マチュー・ファンデルプールは最後尾にいた。
上り切ってから、猛スピードで走りだすので、そりゃあ後方はついて行けないのはわかりきったことだ。
その後の集団は、以下のように3分割されるまでに。
これには多くのライダーが批判を。
Alpecin-Deceuninckのマチュー・ファンデルプールは、上記の動画をリツーイトとして
「シャポー Team DSM👏🏻」
Alpecin-Deceuninckのジョナス・リカールトは
「Kortekeerで前を走っていたチームはどこ? それらのチームは今それを誇りに思っていますか?彼らは今、コースの残りを運ぶでしょうか?」
また、マチュー・ファンデルプールのリツイートのコメントでIsrael – Premier Techのダリル・インピーは次のようにコメント。
「公正を期すために、この非理性的な戦術を使用する唯一のチームではない。私はいくつか見てきたが、彼らはそれをやり過ごし、「モダンサイクリング」という言葉を手に入れ、我々は前に進む。オールドスクールは常にクールであり続ける。誰もこんなことしてる暇はない!🤣」
これは、前のドワルス・ドール・フラーンデレンでTrek-Segafredoが使った戦術のことを言っているのだろう。2019年にはTeam SKYが行っている。
UCIの規則では、ライダーが「ライダーまたは車の動きを妨げたり遅くしたりする妨害」に対して、罰金、失格、または失格になる可能性があることを規定している。
ただ、Team DSMは最初から計画はしてなかったと言っている。また、こんなことがあったら次は失格になるのでは。
43位のスプリントのために
Ouch. Davide Ballerini hits the ground before the finish line, crossing the line with the help of his soigneur. pic.twitter.com/lzqo7M5Tpw
— Robyn (will use caps) (@robynjournalist) April 2, 2023
こちらは大災難。すでに途中で落車して治療しながら走っていたSoudal – Quick Stepのダヴィテ・バッレリーニ。
Pauvre Ballerini 🙁 #LesRp #RVV2023 pic.twitter.com/rdVNIzJqjQ
— Marc (@marcrp) April 2, 2023
最後のゴール前に、テイム・メルリエをアシストしていて、後ろから来たTrek-Segafredoのエドワード・トゥーンスにはすられてしまって大落車。
これは酷かった。結局、ダヴィデ・バッレリーニは歩いてゴール。歩けるので骨折はしてないのだけど、顔から出血もして大災難だった。
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