ワールドチームは、2023年シーズンに向けて準備を進めており、新しいユニフォームや装備を準備してチームキャンプで使用している。
Team DSMは、ほとんどのロードレースで使用する予定のScott Foil RCエアロバイクを披露した。タイムトライヤルではPlasma RCを使用。
Team DSMは、Scottとの2年間の延長を発表し、2021年に開始したパートナーシップを継続することを明らかにしている。
Team DSM Scott Foil RC
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今回のバイクは、Israel – Premier Techから移籍したパトリック・ペヴィンのものだ。
Scott Foil RCの外観は、見るからに戦闘的。2022年にバージョンアップされ、2020年に内部ケーブルルーティングに更新されたバージョンと比較して
- 20%高速
- 9%軽量化
- 10%快適
と主張されている。どれだけ、速く走れることか。
Shimano はチームにDura-Ace R9200ドライブトレインとペダル、ホーイルを供給。
フォークの脚の断面は深くなり、クラウンが高くなり、抗力がさらに減少するように設計されている。
Wahoo はチームにBolt コンピューターを提供。Wahooを使用するワールドチームは9チーム。Garminの7チームを上回っている。
SYNCROSの統合ハンドルにはTeam DSMのチームカラーを表すラインが描かれてますね。
バイクはキラキラした塗装が特徴でラメが入っているような感じ。ヘッドチューブとフォークの上部。トップチューブもフェードされるデザインで凝っている。
ドロップされたシートステイは10度内側に角度が付けられている。これにより、スポークに空気を送ることにより、ドラッグが大幅に減少すると言われている。
シートステイの高さは、かなり低くBB付近もボリュームが増えている。
Shimanoはチームにホイールも提供Dura-Ace C50。Vittoriaのタイヤを使用。
サドルはShimanoのPROから、SYNCROSに変更。BELCARRAサドルのようにみえる。
バイクはF01翼型を使用し、ジャンクションの中断を最小限に抑えて、40kmの距離を、40km/hで走った場合、1分18秒のタイム短縮を実現している。
ボルトケージは、Eliteを使用。ダウンチューブの横のラインがスピード感を出してくれそう。
特大のヘッドチューブは、フレームの周りの空気をスムーズに遮断するフェアリングとして機能し、内部のすべてのケーブル、ワイヤー、およびホースを隠している。
シートポストはSYNCROS。かなりエアロですね。
Team DSM Scott Foil RC spec
- フレームセット: Scott Foil RC
- ドライブトレイン: Shimano Dura-Ace 9200
- ホイール: Shimano Dura-Ace C50
- シートポスト: Syncros
- ハンドル/ステム : Syncros
- ペダル: Shimano Dura-Ace
- パワーメーター:Shimano Dura-Ace
- タイヤ:Vittoria
- サドル: Syncros サドル
- ボトルゲージ : Elite ボトルケージ
- サイコン : Wahoo BOLT
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