ジュリアン・アラフィリップは、世界選手権2連覇を達成。これは史上13人目で、フランス人では初めての快挙。
フランスは、早くから攻撃を仕掛け完全にベルギーやイタリヤの考えを根底から覆した。アントニー・テュルジスのアタックに続いて、Groupama-FDJのブノワ・コヌフロワのアタック!
ブノワ・コヌフロワは何度序盤からアタックをかけたことか。まだ、ゴールまで180km以上ある所からフランスは攻撃を仕掛けている。
残り20kmでは、ヴァランタン・マデュアスのアシストを受けて、ウインペルスの登りでジュリアンはアタック。単独で逃げだした。この日何度目のアタックだっただろう。
後続には、優勝候補のライダーがひしめいており、ジュリアン・アラフィリップが逃げ続けることは不可能と思われた。
だが、それを可能としたジュリアンの足元を支えたのは、なんとクリンチャータイヤ。ついに、クリンチャータイヤが世界選手権まで制してしまった。
S-Works Tarmac SL7

PHOTOGRAPHY BY RONAN MC LAUGHLIN
スペシャライズドは、すでにチューブラータイヤ技術への投資をすでに停止している。
バイクに関しては、これまでと変わらず、Roval RapideCLXホイールとDura-AceDi29170コンポーネントが選択。
自転車はスペシャライズドのモーガンヒル本社にある博物館に飾られる。

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ジュリアン・アラフィリップが選択したタイヤは、Turbo Cottonクリンチャータイヤ。26mm幅だ。
カスパー・アスグリーンが4月にロンド・ファン・フラーンデレンを勝利してから、2回目の大きなタイトル獲得となる。

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Roval CLXホイールセットは、発売以来1年で印象的なパルマレスを作り上げた。2つのグリーンジャージ獲得、グランドツアーステージ、クラシックスとワールドカップ優勝。

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バイクは掃除されないまま保管される。

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トップチューブには、ウルフパックのマークが。

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アラフィリップは、RominEvo 143mmサドルを使用。良くみると、使用後のジェルがサドルの中に入っている。これもこのまま保管するのかな。

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ゼロオフセットシートポスト、Di2ジャンクションボックス、レーストランスポンダーマウント。

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ハンドルはエアロではない。Pro Vibe Superlightの丸形ハンドルを使用。

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ハンドルはやや下向きに。レバーは内向きにセット。

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CLXのフロントは51mm。リアは、60mmのリムハイト。

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Dura-AceグループセットとR9100Pパワーメーター。

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4mm広いqファクターを備えたより広いアクスルのShimano Dura-Ace9000ペダルを選択。
今、スペシャライズドは大急ぎで、次のジュリアン・アラフィリップが乗るレインボーカラーのS-Works Tarmac SL7を作っているでしょうね。
次は、9200をセットするのかな。それも楽しみですね。
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