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タデイ・ポガチャルは史上最高のサイクリストになるためにビック7の獲得を目指す

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UnsplashBenjamin Daviesが撮影した写真
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タデイ・ポガチャルは、2024年初戦のストラーデビアンケを82kmの独走で勝利。

さらに、ミラノ~サンレモでは、スプリントで3位に入り、続くボルタ・ア・カタルーニャでは、全7レース中4レースで勝利してしまう圧倒的な勝ち方をしている。

とくにボルタ・ア・カタルーニャでは、総合2位のミケル・ランダに3分41秒という大差をつけている。

タデイ・ポガチャルは、史上最高のサイクリストとなることを公言し、その過程でビック7の獲得も年月をかけて達成したいとしている。

 

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史上最高のサイクリストになるには

 

自転車ロードレースで、「ビッグ7」と呼ばれる1週間にわたるステージレースがある。

  • ティレーノ〜アドリアティコ  2021・2022総合優勝
  • パリ~ニース 2023総合優勝
  • ボルタ・ア・カタルーニャ 2024総合優勝
  • イツリア・バスクカントリー
  • ツール・ド・ロマンディ
  • クリテリウム・デュ・ドーフィネ
  • ツール・ド・スイス

タデイ・ポガチャルは、すでに3つのステージレースで総合優勝している。残るは4ステージレースだけど、ツール・ド・フランスを目指す上で、中々スケジュール的には難しい。

最近は、ステージレースで準備するよりも高地トレーニングで準備したほうがパフォーマンスが上がるからだ。

ボルタ・ア・カタルーニャでは、タデイ・ポガチャルが歴史の立ち位置について尋ねられている。

 

歴史における自分の位置を考え始めている?

そうだね。今、僕は史上最高の選手になるために努力しているんだ。今年は大きなレースが控えているし、計画通りにいけば可能だと思う。

 

このボルタ・ア・カタルーニャでの走りについては?

今までで一番調子がいい。これまでで最も快適にバイクに乗れていると思う。バイクをもっと楽しむために、そして毎日笑顔でバイクに乗るために、もう一歩踏み出したんだ。

トレーニングも何もかもうまくいっている。本当に幸せだし、数字よりも大事なこともある。

 

サイクリングのいわゆる “ビッグ7 “と呼ばれる1週間のステージレースのうち、3つで勝ってますが、残りも達成可能だと思う?

確実に、これらすべてを達成したい 。でも、カレンダーはかなり難しいから、長い道のりになりそうだ。まずはこの1勝、それからどの1勝を狙えるか考えていくよ。

とにかく勝つことが大事なんだ。1秒差でも5分差でも構わない。ステージレースでは、何が起こるかわからない。不運に見舞われることもある。

 

この1週間を振り返ってみての感想は?

この1週間は自分にとって大きな意味があった。昨年の半年間は大変だったと思う。だから、このようにシーズンをスタートできたことは本当に素晴らしいことだし、この勝利は大きな自信になった。ジロとツール・ド・フランスに向けて、自分の調子はとてもいい。

ストラーデとミラノ~サンレモで自分の調子を確認した。ここでは違うコースで、登りも多かったし、1週間を通して素晴らしかった。僕だけでなく、チーム全体が良い方向に進んでいることを再確認させてくれた。

 

ポガチャルの次のレースは、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュでレムコ・エヴェネプールと対決だ。ここで、レムコとのワンデーレースでの決着となる。

どちらも、逃げて勝つタイプであり、どこで仕掛けるかが大切となりそうだ。きつい登りでタデイ・ポガチャルが仕掛けて、レムコが追うパターンを想像するけど、どうだろう。

 

現在、タデイ・ポガチャルのように、石畳、グラベル、ステージレースなど、あらゆる地形で勝利を重ねられる選手は、地球上に誰もいない。彼はすでに史上最強なのか?

エディ・メルクスはタデイ・ポガチャルを現在史上最強だとほめたたえている。

タデイ・ポガチャルは、歴史に名を刻むエディ・メルクスを抜くライダーとなるだろうか。彼が活躍すればするほど、その答えは「イエス」になるだろう。

 

 

 

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