2024 ラ・ルー・トゥランジェル 　レースは一時中断!

フランス、サントル＝ヴァル・ド・ロワール地域で開催されるラ・ルー・トゥランジェル。La Roue Tourangelle Centre Val de Loire – Trophée Groupama Paris Val de Loire(1.1)

ヨーロッパツアーの1クラスのレースで今年で21回目の開催となる。

 

歴代優勝者

 

シャトー・ルノー～トゥール　200km

 

アップダウンがかなりあるコース。フランス特有のクラシックコース。長い登りでも1kmくらいしかない。ただ距離は200キロを越えているので長丁場だ。

後半50kmには、コート・ド・ラ・モンテ・ジョーン、コート・ド・ボワ・ルノー、コート・デ・カルモー、コート・ド・レパンの短い登りが連続する。

最後は、スプリントで決着のつくコースとなる。

 

1. 山岳　Cote de Artannes 0.6km・4.7%
2. 山岳    Côte de Boussay (1.1 km à 5.7%)
3. スプリントポイント　Le Grand-Pressigny
4. 山岳　Côte de Descartes  0.7km・5.0%
5. スプリントポイント　Descartes
6. スプリントポイント  Bournan
7. スプリントポイント  Bournan
8. スプリントポイント   Sainte-Maure
9. 山岳　Côte de Saint-Épain 1.1km・3.8%
10. 山岳　Cote de Ligcrt  .7km・2.6%
11. 山岳　Côte des Vergers 0.9km・4%
12. スプリントポイント Le Barrage
    
13. 山岳 Cote de Vilandry  0.6km・3.5%
14. 山岳  Cote des Carraux  0.5km・6.2%

 

注目のライダーは

• Q36.5 Pro Cycling Team　マッテオ・モスケッティ
• Intermarché – Wantyc   ヘルベン・タイッセン
  
• Arkéa – B&B Hotels　イエンセ・ビエルマンス
• Cofidis　ステファノ・オルダーニ
• Decathlon AG2R La Mondiale Team　ポール・ラペイラ
• Groupama – FDJ
• Uno-X Mobility
• TotalEnergies　ピエール・ラトゥール、ジェイソン・テッソン

 

5人の逃げ

5人が逃げている。

1. Dillon CORKERY (St-Michel-Mavic-Auber 93)
2. Samuel LEROUX(Van Rysel-Roubaix)
3. サム・ブランド (Team Novo Nordisk)
4. Niels DRIESEN(Soudal-Quick Step Devo Team)
5. Lukas BALDINGER (MyVelo Pro Cycling Team)

 

放送が始まった途端に一人が切れていった。先頭は残り61.1kmで4人。

1. Dillon CORKERY (St-Michel-Mavic-Auber 93)
2. Samuel LEROUX(Van Rysel-Roubaix)
3. サム・ブランド (Team Novo Nordisk)
4. Niels DRIESEN(Soudal-Quick Step Devo Team)

 

山岳　Côte des Vergers 0.9km・4%

ポイント獲得順位は

1. Niels DRIESEN (Soudal-Quick Step Devo Team) 
2. Samuel LEROUX(Van Rysel-Roubaix)
3. サム・ブランド (Team Novo Nordisk)
4. Dillon CORKERY (St-Michel-Mavic-Auber 93) 

 

また、一人切れていく。一型糖尿病の選手ばかりのTeam Novo Nordiskのサム・ブランド。

 

集団で落車。

• CROMMELINCK Melvin (Nice Métropole Côte d’Azur)
•  ABERASTURI Jon (Euskaltel – Euskadi)

 

 

またも、大落車が。

 

これはひどい。かなりの人数が巻き込まれている。

 

結局先頭は一時中断のために止められた。

 

20分くらいで再開に。

 

気温は11度なので待っていたら相当寒いはず。

 

ようやく再開。

 

集団もタイム差を待って再スタート。まだ捕まっていないサム・ブランドが集団の少し前で再スタート。

 

山岳 Cote de Vilandry  0.6km・3.5%

ポイント獲得順位は

1. Niels DRIESEN (Soudal-Quick Step Devo Team)　5ポイント
2. Samuel LEROUX(Van Rysel-Roubaix)　3ポイント
3. Dillon CORKERY (St-Michel-Mavic-Auber 93) 　1ポイント

 

またも落車だ。

 

どうも落車が多い。

•  SOTO Antonio Jesús (Equipo Kern Pharma)
•  MORIN Emmanuel (Van Rysel – Roubaix)
•  LE NY Jean-Louis (Nice Métropole Côte d’Azur)
•  SAVINO Federico (Soudal – Quick-Step Devo Team)
•  RETEGI Mikel (Equipo Kern Pharma)

 

石畳の登りだ。

 

ここで一人遅れてしまう。

 

もう追いつかない。

 

先頭は二人に。

1. Niels DRIESEN (Soudal-Quick Step Devo Team)
2. Dillon CORKERY (St-Michel-Mavic-Auber 93) 

 

先頭は単独となった。

1. Dillon CORKERY (St-Michel-Mavic-Auber 93) 

 

集団からVF Group – Bardiani CSF – Faizanèのマーティン・マーセルージが追いつく。

1. マーティン・マーセルージ　VF Group – Bardiani CSF – Faizanè
2. Niels DRIESEN (Soudal-Quick Step Devo Team)

 

追走が迫ってくる。

 

先頭は3人に。

1. マーティン・マーセルージ　VF Group – Bardiani CSF – Faizanè
2. Niels DRIESEN (Soudal-Quick Step Devo Team)
3. Dillon CORKERY (St-Michel-Mavic-Auber 93) 

 

さらにArkéa – B&B Hotelsのクレマン・ヴァントゥリーニも追いつく。

 

先頭は5人となりメンバーが変わっている。

1. ヴィト・ブレット　Intermarché – Wanty
2. クレマン・ヴァントゥリーニ　Arkéa – B&B Hotels
3. ヴァランタン・リテールロー　Decathlon AG2R La Mondiale Team
4. ジェームズ・フーシェ　Euskaltel – Euskadi
5. Dillon CORKERY (St-Michel-Mavic-Auber 93) 

 

山岳  Cote des Carraux  0.5km・6.2%

後ろから集団が迫るが、先頭はあきらめない。

 

ヴァランタン・リテールローが先頭で粘る。

 

ほぼ、逃げは集団に捕まっている。

 

山岳  Cote des Carraux  0.5km・6.2%

最後の山岳を越えた。

 

Intermarché – Wantyが集団を引く中、Decathlon AG2R La Mondiale Teamのポール・ラペイラが後ろからきた。

 

ポール・ラペイラがアタックだ。

 

しかし、集団は逃がさない。

 

ポール・ラペイラが追いつかれる。

 

残り3.6km。Intermarché – Wantyが逃げを許さない。

 

残り3km。先頭は約20人。

 

残り2.7km。Decathlon AG2R La Mondiale Teamのヴァランタン・リテールローがまたもアタックだ。

 

ヴァランタン・リテールローは2度目のアタック。

 

しかし、ヴァランタン・リテールローも捕まる。

 

残り1.5km。Intermarché – Wantyがヘルベン・タイッセンをレッドカーペットにのせる。

 

残り1.2km。Intermarché – Wantyが先頭。

 

さあ、ヘルベン・タイッセンが、ヴィト・ブレットにひかれている。

 

ヴィト・ブレットのリードアウトからヘルベン・タイッセンが発射。

 

ヘルベン・タイッセンが先頭。TotalEnergiesのジェイソン・テッソンが追い込んでくる。

 

ジェイソン・テッソンがヘルベン・タイッセンをまくった。

 

なんと、ジェイソン・テッソンが勝利だ!

 

ジェイソン・テッソンは、一流スプリンターの仲間入りをしようとしているヘルベン・タイッセンを見事に破ってみせた。

 

 

最後はハートマークを作ってゴールを駆け抜けた～。ジェイソン・テッソンは、今シーズンの初勝利。これでキャリア7勝目をあげた。

2位にはIntermarché – Wantyのヘルベン・タイッセン、3位にはArkéa – B&B Hotelsのイエンセ・ビエルマンスが入っている。

 

リザルト

優勝したTotalEnergiesのジェイソン・テッソンのコメント

チームにとって嬉しいよ。歩き回っていた。私は彼らに気分が良いと言ったが、それを証明することはできていなかった。これで完了だ。いい感じだ。このスプリントフィニッシュが欲しかった。

スプリントはどうでしたか？

選手たちは最終パートを通して良い仕事をしてくれた。登りで少し後退してしまったが、そのたびに選手たちが私を鼓舞し、立ち上がるよう背中を押してくれた。

誰もが自分の仕事をした。私たちがブリーフィングで行ったように、彼らは適切なタイミングで私をスプリンターのハンドルに乗せてくれた。

ヘルベン・タイッセンに焦点を当てていた。特にこのようなドライフィニッシュでは基準点がないので、早がけするのが怖かったので、彼が投げるのを待った。

しかし、すぐに自分の速度がはるかに速くなっていると感じ、実際にそうなった。

レースが無力化される原因となった大規模なクラッシュにあなたは巻き込まれましたか?

私は集団の真ん中にいたのに転んでしまい、溝に落ちてしまった。その時に骨盤を痛めてしまった。しかし、それは一部に比べれば大したことではない。

自転車に問題があったため、自分がかなり遠くにいることに気づいた。火事だった。バティスト・ヴァディックが待っていてくれた。

最後に無力化があったが、その前に、レースは負けたと自分に言い聞かせる時間があった… これはチーム全体にとって大きな利益となる成功だ!

そうそう！しばらく歩き回っている。それまでは複雑だったので、いい気分だ。レースに勝つことが私に求められていることであり、それが私がやろうとしていることだ。

デ・パンネで4着を獲得し、 ラ・ルー・トゥランジェルで勝ったのは非常に良いことだ。もっと一貫性を保つ必要があることはわかっているが、自分は正しい道を進んでいると感じている。