2024 ボルタ・ア・カタルーニャ第7ステージ　最終ステージの結果は?

第6ステージでは、3回目のタデイ・ポガチャルの独走となった。

もう、他のライダーとレベルが違っており、対抗できるのはヨナス・ヴィンゲゴー、プリモッシュ・ログリッチ、レムコ・エヴェネプールしかいないのかもしれない。

Team Visma | Lease a Bikeのセップ・クスは、残雪の残るステージで体調を崩しており早々に切れてしまった。

果たして、最終ステージの繰り返される登りでタデイ・ポガチャルは動いてくるのか。注目してみておかないといけない。

 

第7ステージ    

 

バルセロナとモンジュイックは、今年も最終ステージに登場する。モンジュイックは街を見下ろす丘で、昨年も登場した。

最初にカタロニアの首都を一周し、エル・プラット空港を通り過ぎ、カステルデフェルスの住宅街を通り、市内中心部に戻る。

モンジュイックの丘を6回登る。この丘の通過は、頂上直前で19%と厳しい登りが待っている。短いけれど、最後の登りで抜け出せば十分タイム差を稼ぐことが出来る。

 

1. 2級山岳　Coll de la Creu d’Ordal    5.7km・4.6%
2. スプリントポイント　Gavà
3. スプリントポイント　Castelldefels
4. 2級山岳　モンジュイック　2.4km・4.7％
5. 2級山岳　モンジュイック　2.4km・4.7％
6. 2級山岳　モンジュイック　2.4km・4.7％
7. 2級山岳　モンジュイック　2.4km・4.7％
8. 2級山岳　モンジュイック　2.4km・4.7％
9. 2級山岳　モンジュイック　2.4km・4.7％

 

スタート前

第7ステージスタート時の4賞ジャージ着用者は

• 総合　タデイ・ポガチャル　UAE Team Emirates
• ポイント賞　
• 山岳賞　アロルド・テハダ　Astana Qazaqstan Team
• 新人賞　レニー・マルティネス　Groupama – FDJ

 

スタート前には、トーマス・デヘントの表彰もあった。ボルタ・ア・カタルーニャでは何度も勝利している。

トーマス・デヘントのコメント

昨日の最後はまるでグランツールのようだった。今日の逃げについては、難しいが、いつでも可能だ。ローカルラウンドに向けて2～3分のリードがあれば、残り6ラウンドでポガチャルが攻撃しない限り、何が起こってもおかしくない。

 

5人の逃げ

5人が逃げている。

1. ジミー・ヤンセンス　Alpecin-Deceuninck
2. ゲオルク・シュタインハウザー　EF Education-EasyPost
3. ハリソン・ウッド　Cofidis
4. イーダル・アンデシェン　Uno-X Mobility
5. オカミカ・アンデル　Burgos-BH

 

ジミー・ヤンセンスは、第2ステージに続いて2度目の逃げ。

 

残り6周

先頭がサーキットに。

 

あっと、Movistar Teamのナイロ・キンタナが落車。ナイロ・キンタナはサポートカーに乗ってしまった。

•  ナイロ・キンタナ (Movistar Team)
•  フランク・ファン・デン・ブルック (Team dsm-firmenich PostNL)

 

2級山岳　モンジュイック　2.4km・4.7％

集団とは1分4秒差。

 

集団からもアタックがかかり始める。

 

先頭がポイントをクリアー。

1. イーダル・アンデシェン　Uno-X Mobility　5ポイント
2. ゲオルク・シュタインハウザー　EF Education-EasyPost　3ポイント
3. ハリソン・ウッド　Cofidis　2ポイント
4. ジミー・ヤンセンス　Alpecin-Deceuninck　1ポイント

 

先頭から二人が飛び出した。

1. ゲオルク・シュタインハウザー　EF Education-EasyPost
2. イーダル・アンデシェン　Uno-X Mobility

 

残り5周

先頭は残り5周に。

 

集団からマルク・ソレルら3人が抜け出している。ジミー・ヤンセンスはそれに追従。

 

2級山岳　モンジュイック　2.4km・4.7％

先頭二人は43秒差。

 

追走はUAE Team Emiratesのマルク・ソレルが抜け出しそう。Arkéa – B&B Hotelsのルイス・バールは遅れそうだ。

 

追走は24秒差で二人。

1. マルク・ソレル　UAE Team Emirates
2. ヴァランタン・パレパントル　Decathlon AG2R La Mondiale Team

 

残り33.7km。集団まで1分5秒差。先に追走のマルク・ソレルに追い付かれるか。

 

残り4周

猛烈なペースで二人がゴールラインを駆け抜ける。

 

集団は大集団のままだ。

 

2級山岳　モンジュイック　2.4km・4.7％

54秒差と集団は迫ってくる。

 

集団は INEOS GrenadiersとIsrael – Premier Techが引いている。

 

34秒差で頂上をクリアー。

1. ゲオルク・シュタインハウザー　EF Education-EasyPost5ポイント
2. イーダル・アンデシェン　Uno-X Mobility　　3ポイント
3. マルク・ソレル　UAE Team Emirates　2ポイント
4. ヴァランタン・パレパントル　Decathlon AG2R La Mondiale Team　1ポイント

 

EF Education-EasyPostのゲオルク・シュタインハウザーは、そのまま単独で下り始めた。

 

集団は42秒差に。

 

残り3周

集団は40秒差。

 

2級山岳　モンジュイック　2.4km・4.7％

ゲオルク・シュタインハウザーは、まだ勝利はないがまもなくだろう。

 

マルク・ソレルとヴァランタン・パレパントルは集団に捕まった。

 

残り21km。33秒差と迫られてくる。

 

16秒差となってUAE Team Emiratesが先頭に立つ。準備開始か。

 

ゲオルク・シュタインハウザーの足が重くなる。後ろに集団が見えてきた。

 

なんとか集団から逃げ切って通過。

1. ゲオルク・シュタインハウザー　EF Education-EasyPost　5ポイント

 

何とか逃げているけど、集団に追い付かれそう。

 

タイム差9秒。

 

残り2周

ゲオルク・シュタインハウザーは、下りを逃げ切った。

 

集団は INEOS Grenadiers先頭でクリアー。

 

2級山岳　モンジュイック　2.4km・4.7％

ゲオルク・シュタインハウザーは、集団に捕まった。

 

カウンターアタックでEquipo Kern Pharmaのカストリロ・パブロが攻撃。これは捕まる。

 

Cofidisのギョーム・マルタンが攻撃。

 

あっと、タデイ・ポガチャルが動く。

 

タデイ・ポガチャルがアタックだ。

 

エガン・ベルナルが後ろだ。

 

タデイ・ポガチャル先頭でクリアー。エガン・ベルナル、ステューブン・ウィリアムズがついている。

 

集団から抜け出せるか。

 

集団とそれほど離れていない。

 

今年はここでトーマス・デヘントが逃げることはないのかな。

 

下りで再編成される。最後のモンジェイクが勝負となる。

 

残り1周

さあ、残り1周に。

 

2級山岳　モンジュイック　2.4km・4.7％

ここでトーマス・デヘントがアタックだ。

 

残り6.4km。トーマス・デヘントが一気に引き離した。

 

2021年にもここで勝利している。

 

集団が迫る。

 

トーマス・デヘントは、捕まってしまった。

 

ここでIsrael – Premier Techのステューブン・ウィリアムズがアタック!

 

ステューブン・ウィリアムズは一気に引き離した。

 

タデイ・ポガチャルが先頭で追ってくる。

 

タデイ・ポガチャルの姿が大きくなってくる。

 

ステューブン・ウィリアムズが追いつかれた。

 

タデイ・ポガチャルがステューブン・ウィリアムズを捕まえている。

 

それでも、ステューブン・ウィリアムズは再度下りをスパート。

 

これはスプリントとなるか。

 

残り2.4km。UAE Team Emiratesのジョアン・アルメイダがアタック!

 

後ろが牽制している間にジョアン・アルメイダはゴールに向かう。

 

残り1.7km。ジョアン・アルメイダのリードは続く。

 

残り1.2km。ジョアン・アルメイダが追いつかれた。

 

Decathlon AG2R La Mondiale Team先頭でゴールに向かう。

 

タデイ・ポガチャルが4番手にいる。

 

Decathlon AG2R La Mondiale Teamは、ドリアン・ゴドンで勝負だ。Israel – Premier Techはステューブン・ウィリアムズがスプリントに挑む。

 

ドリアン・ゴドンとステューブン・ウィリアムズが並ぶ。

 

右からタデイ・ポガチャルがまくってきた。

 

ドリアン・ゴドン、ステューブン・ウィリアムズ、タデイ・ポガチャルの争いだ。

 

右からギョーム・マルタンもまくってくる。

 

3人が並んだが。

 

タデイ・ポガチャルがゴール前から手を離す。

 

勝ったのはタデイ・ポガチャルだ!

 

しっかりと4本指を立てて4勝目をアピール!

 

このボルタ・ア・カタルーニャの全7レース中、4レースで勝利。しかも、最後はスプリントでも勝ってしまうとは～。

 

もう、絶好調としかいいようがない。

 

横から見るとこの差だ。素晴らしい。2位はDecathlon AG2R La Mondiale Teamのドリアン・ゴドン。3位はCofidisのギョーム・マルタンが入った。

 

リザルト

タデイ・ポガチャルのコメント

勝てたことはとても嬉しいけれど、これはプランのせいではない。今日はソレルのために走りたかったんだ。彼は終盤の最初の周回に入ることを決め、うまく走った。その後、僕はただ、後続について行くだけだった。

最後はチームメイトのジョアン・アルメイダがアタックをかけてましたね。

ジョアンは本当に良いペースを設定し、攻撃もした。彼は本当にほとんど勝っていたと思う。彼がやり遂げてくれることを願っていたけど、自分でやり遂げることができてよかった。

 

第7ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞