タデイ・ポガチャルは、モナコからスロベニアに戻っている。
コメンダでタデイ・ポガチャルカップ第7戦の1kmを35周する男子エリートクリテリウムに参加。参加者には
- パヴェル・シヴァコフ UAE Team Emirates – XRG
- マッテオ・トレンティン Tudor Pro Cycling Team
- ルカ・メズゲッツ Team Jayco AlUla
- マテイ・モホリッチ Bahrain Victorious
- マテヴジュ・ゴヴェカル Bahrain Victorious
このクリテリウム後のインタビューでタデイ・ポガチャルは、引退までの年数について語り始めている。
すでに引退を意識
After 4 wins at Tour de France here is the first win for Tadej Pogacar at Tadej Pogacar’s Criterium 🙂🥳 pic.twitter.com/Idr3AFwjm3
— Feel Slovenia (@SloveniaInfo) August 9, 2025
ツール・ド・フランスが終わって今は回復の時ですね。
誰にでも悪い日はあるものだ。21ステージ全てで調子が良いとは限らない。
本当にタフなツールで、総合優勝を争った誰もが証言しているように、これまでで最もタフなツールのひとつだった。でも今は休養をとり、”リセット “して、また戦う準備はできている。
あと何回ツール・ド・フランスに出場するでしょうか?
事実、引退までの年数を数えている。早くから勝ち始めて、悪い結果もあるかもしれない。どんな状況にも対応できる準備はできている。
あと数回はツールに参加するだろうが、必ず出場するとは限らない。ツールは最も大きなレースだし、チームがあと数年、僕を家に置いておくとは思えない。
ブエルタをスキップしましたが、カナダGPケベックとGPモントリオールでレースに復帰しますね。
モントリオールの方が僕には合っているけど、ケベックでも勝てるように頑張るよ。コースは楽になったが、フィニッシュは難しくなった。私でなくても、ヨナタン・ナルバエスなど、狙えるライダーがいる。
レースカレンダーには、2つのワールドツアーレース、世界選手権、そしておそらくフランスで開催されるヨーロッパ選手権も含まれてますね。
情報では、今年のヨーロッパ選手権はクライマー向けのコースとなったので、おそらく参加することになるだろう。ファン・アユソーが今年優勝した春のレースに似ている。
でも、このヨーロッパ選手権に出るので、ロンバルディア以外のイタリアのクラシックレースには出られないだろうね。
ブエルタについては?
ジョアン・アルメイダやアユソーがヨナス・ヴィンゲゴーに勝てるかどうかはわからない。もしアルメイダがツールで転倒しなければ、きっと勝てただろう。
26歳となったタデイ・ポガチャル。2030年まで契約があり、その時には31歳。毎年ツール・ド・フランスに出場すれば最多優勝記録、最多ステージ優勝も間違いないだろうけど、そこまでモチベーションが保てるのか。
燃え尽き症候群とならないようにチームはレーススケジュールなど綿密に計画しないといけない。
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