世界選手権U23の男子個人タイムトライヤルは集中豪雨にみまわれた。
後半に走り始めた選手は、事前の情報から川になった部分をよけて走ったようで無事でした。
私が見ていたのは後半からで、雨の中を慎重に走っている選手を見てましたが、みんな大変そうでしたね。
その中でも、川のようになった所に突っ込んだ選手も多数。
まずは、バルター。CCC Teamに所属する21歳。
Wow. Valter was very lucky, no serious injuries for him #Yorkshire2019 pic.twitter.com/SDXXQhNu6H
— McEEV (@GosuSM) September 24, 2019
ハンガリー代表のバルターはかなり歩いてバイクまでもどり無事だった。カメラに向かって親指をたてて、大丈夫のサイン。痛そうだけど。
— Gibby 🤦♂️ (@agibby76) September 24, 2019
50mくらい滑ってましたねえ~。
バルターは、暫定でトップの記録で走っていたのに最終的には54位に。タイムトライヤルは得意種目だっただけに残念。
次に、 Johan Price-Pejtersenも道路右側の川に突っ込んでしまい、派手にこけてしまう。
Problemas pic.twitter.com/DRDtrswdvz
— cronoescalada.com (@cronoescalada) September 24, 2019
Johan Price-Pejtersenは、デンマークU23トライヤルチャンピオン。
ヨーロッパコンチネンタルチャンピオンシップU23でも優勝している選手。彼もタイムトライヤルが得意だっただけに無念の59位に沈んでいる。
ノルウェーのIver Knottenは、こけそうになった瞬間に立ち直ったんですが、チェーンが落ちてしまう。
私も見てたんですが、スピードを落として自分の手でチェーンを上げてました。
Iver Johan Knotten 🇳🇴 is not only fastest through intermediate split 1, he’s also a mobile mechanic! 🔧#Yorkshire2019 pic.twitter.com/zarD6khGKy
— UCI (@UCI_cycling) September 24, 2019
最終的には18位でゴール。チェーン落ちがなければ、もっと上位だったはず。
雨で、道路が川になってこけてしまうことは過去にもあり、前例がいかされてませんね。
やはり、道路の状況を確認して危ないようならば、なんらかの処置か短縮、時間をずらすとか、中止とかしないといけませんね。
女子のタイムトライヤルは40分遅らせてスタートしたので、ライダーの間隔を1分30秒から1分に短縮して実行。
川になっている部分には、マーシャルを配置。大きな落車はなかった模様。
レースの進行も大切ですが、選手の安全を一番に考えて貰わないと。
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