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ツール・ド・フランスに法的措置を検討しているワウト・ファン・アールト

海外情報
Image by Gerd Altmann from Pixabay
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ツール・ド・フランスの第13ステージでクラッシュしたワウト・ファン・アールトはツール・ド・フランスを主催しているASOに対して補償を求める可能性がある。

クラッシュにより、大腿部と股関節の筋肉を修復する手術を2回も受けているファン・アールト。ようやくローラーが乗れる程度に回復した。

 

道路脇に置かれていたフェンスの配置についてASOに対して書簡を送っている最中だ。

 

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補償の内容

Photo Yuzuru Sunada

 

記者会見で、ワウト・ファンアールトはASOからの損害賠償を求めることを排除しなかったと述べている。

傷害の重症度は、フェンスの配置の結果であり、医療費とシクロクロス開始費用を含む収入の損失を要求する可能性がある。

まあ、Team Jumbo-Vismaも大きな損失でしょうからねえ~。

ワウト・ファンアールトは、ツール・ド・フランスでチームに貢献できなかっただけでなく、残りのロードシーズンの活躍も逃した。

タイムトライヤルを格段に進歩されたファンアールトならば、世界選手権のタイムトライヤルでも上位に走る可能性だってあったのだ。

間違いなく、ベルギー代表としてロードもタイムトライヤルも出場していたはずだ。

特に、シクロクロスは彼のベースであり、3年連続で世界チャンピオンにもなっている。

サム・ベネットもフェンスの足については、改善を訴えている。置く場所を考えて欲しいのだ。

 

2018年ツール・ド・フランスでは、ニバリがファンのカメラストラップにひっかかって落車。椎骨骨折をしてASOに提訴している。

ASOは採用されたセキュリティ対策は「UCIが要求するものよりも大きい」と主張してゆずらなかった。

 

 

ワウト・ファンアールトの現状

今のところ、2020年春のクラシックキャンペーンに向けて長期的に考えている。

「シクロクロスに戻るために出来る限りの努力をするつもりだ。

春にはロードに戻らないといけないが、現実的にみていかないといけない」

とインタビューで語っている。

左右の筋肉量に違いがあるが、これはトレーニングで解決できる。リハビリは3週間前に始まっており、かなり歩けるように回復。

数週間前と比べると顕著な回復で、理学療法士の指導のもと筋肉強化トレーニングも開始。

水泳を行い、ホームトレーナーで1時間のライドが出来るようになった。

まだまだ、時間がかかりそうだが着実に回復している。

同じくらいのレベルにまで戻るには、相当な時間とトレーニングが必要だろうがファンは待っているので是非帰ってきてほしい。

 

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