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脳震盪から復帰したタコ・ファンデルホールンがIntermarché – Wantyと契約

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Photo credit: Ronan Caroff on VisualHunt
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Intermarché – Wantyのタコ・ファンデルホールンがようやく延長契約のニュースとなった。

脳震盪からの復帰には実に16か月もかかった。だが、2026年末までの契約を勝ち取ることに成功している。

 

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2026年末までの2年契約

 

タコ・ファンデルホールンは、2017年Schaal Sels (1.1)で優勝。2018年は脳震盪の影響で8月からシーズンを開始したが、BinckBank Tour (2.UWT)の第3ステージで優勝し、総合11位で終える。

Primus Classic (1.HC)でも優勝し、2019年プロチームRoompot – Nederlandse LoterijからTeam Jumbo-Vismaに2年契約で移籍となった。

だが、チームとの延長契約は採れず、オランダのコンチネンタルチームBEAT Cyclingに署名していた。

土壇場でタコ・ファンデルホールンはCCC Teamからワールドツアーライセンスを引き継いだCircus – Wanty Gobertで走ることになった。

2021 ジロ・デ・イタリア第3ステージでは、レース序盤から逃げ続けてゴールでは4秒差で逃げ切った。

 

とにかく逃げ切るためにエアロ性能については徹底的に追及している。

 

だが、タコ・ファンデルホールンは、2023 ロンド・ファン・フラーンデレンの落車で脳震盪をおこしてしまい、長くリハビリが続いていた。実に1年と4か月。契約年最終ギリギリで復帰となった。

そして、ベットシティ・エルフシュテデンレースでゴール前から逃げ切り勝利。2年ぶりの勝利を挙げている。

 

契約まで時間はかかったが、2年も延長となった。また、華麗な逃げ切りを見せてくれるはずだ。期待したい。

 

タコ・ファンデルホールンのコメント

ベストの状態に戻り、自信を持って将来を見据えることができるようになったことをとてもうれしく思う。 この1年半の進歩をすべて要約するのは難しいが、私の経験が暗黒期を経験する人たちの手本になればと思う。

私は同じビジョンを共有するIntermarché – Wantyでキャリアを続けることを選んだ。 私の個人的な野心は、チームの目標と完全に合致している。

好成績を収めるチャンスがあると信じているレースでは、スポーツディレクターの全幅の信頼を享受している。

さらに、チームの雰囲気が良いおかげで、いつも楽しくレースをすることができる。 最後に、僕たちには非常に競争力のある機材がある。

それに携わっているという実感があるし、機材の開発にも耳を傾けてくれていると感じている。 私はマイキー・ヴァン・クルイニンゲン機材責任者と同じビジョンを共有しており、テクニカル・パートナーとともに常に限界に挑戦しようとしている。

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