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ヨナス・ヴィンゲゴーのタデイ・ポガチャルに対する優位性はケイデンスの高さにある?

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Three-shotsによるPixabayからの画像
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タデイ・ポガチャルとヨナス・ヴィンゲゴーは4年にわたり壮絶なバトルを世界最高峰の自転車レース、ツール・ド・フランスで繰り広げている。

  • 2020 タデイ・ポガチャル 総合優勝
  • 2021 タデイ・ポガチャル 総合優勝
  • 2022  ヨナス・ヴィンゲゴー 総合優勝
  • 2023 ヨナス・ヴィンゲゴー 総合優勝
  • 2024 タデイ・ポガチャル 総合優勝

今年のツール・ド・フランスは、タデイ・ポガチャルが6分17秒の差をつけてヨナス・ヴィンゲゴーをくだしている。

タデイ・ポガチャルの今シーズンの走りをみると誰も彼にかなうライダーはいないようにも見えるが本当にそうなのだろうか?

これについてポットキャスト「The Move」でヨハン・ブリュイネルとスペンサー・マーティンが2人の違いについて語っている。

 

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高いケイデンスを維持できる時間

 

タデイ・ポガチャルとヨナス・ヴィンゲゴー壮絶なバトルを繰り広げてきたが、2024年シーズンを見ると、タデイ・ポガチャルはライバルの誰もかなわない一歩を踏み出したようだ。

2025年、ライバルたちがツール・ド・フランス優勝を夢見るには、さらなる進化が必要となるだろう。

いや、ヨナス・ヴィンゲゴーは彼に勝てると思っていると思う。先週、自分は何故ヨナスが今年、もうレースに出ていないのか理解できないという発言をした。

彼はパワートレーニングでタデイの競争相手になりたいならステップアップする必要があることを知っている。おそらくそれが彼がやっていることであり、彼はトレーニングを変えてよりパワーを得ることに完全に集中しているんだと思う。それには時間が必要だ。

 

過去4回のツールで、この2人は総合順位で1位と2位につけている。 来年もそうなるかもしれない。

ヨナスはまだ彼に勝てると確信していると思う。何故、そう思わないんだ?

彼が今年、ツール・ド・フランスのスタート地点にいたのは奇跡的なことで、あのひどいクラッシュの後、最小限の準備でスタート地点に立ち、ある瞬間までは彼に迫り、勝つことさえできた。

彼は今年、ポガチャルが勝ちたかったレースで彼を負かすことができた唯一の選手の1人だ。

ヨナスは『基本的にもっと頑張って、健康でいて、クラッシュしなければ、まだ彼に勝てる』と思っているに違いない。 彼は諦めていないはずだ。

 

タデイ・ポガチャルは今年飛躍した。2人が他の選手と違うところはどういう理由からなんだろうか?

何が彼を際立たせているのか、正確にはわからない。ポガチャルは若い頃から素晴らしい才能を持っていた。 タデイとヨナスの最大の違いは、高いケイデンスを長時間維持する能力だと思う。

そのケイデンスは信じられないほどだ……。 彼が優勝したすべてのレースで、レースの長さとは関係なく、レース全体を通して92~97RPMの間だった。

ヨナスはケイデンスが良いが、同じケイデンスではない。 高いケイデンスが有効な選手もいれば、そうでない選手もいる。

理由としては特定できないが、高いケイデンスを持つことができれば、自分を爆発から守っているようなものだ……。 絶好調の日でなくても、いい一日を過ごすことができるんだ。

レムコも素晴らしいケイデンスをもっていた。 ポガチャルのペダリング方法には、私がまだ発見していない何かがある。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーもツールでは、自身最高のパワーを出したと証言している。ただ、それでも今年のタデイ・ポガチャルは強かった。

来シーズン、ヨハン・ブリュイネルのいうようにヨナス・ヴィンゲゴーはタデイ・ポガチャルの最大のライバルとして立ちはだかるはずだ。また、二人の熱いバトルを期待したい。

 

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