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ランス・アームストロングのバイクショップが警察へのTREKバイクの販売停止

海外情報
Photo by Nadine Shaabana on Unsplash
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ランス・アームストロングが自転車店を経営しているのはご存知の方も多いはず。

そのランスの経営するテキサス州オースティンのMellow Johnny’sバイクショップは、警察発行のTREKバイクとアクセサリーの購入、再販売、サービスを中止することをSNSで発表した。

 

以下がその投稿。

Dear AustinIn the context of the current evaluation of community policing in Austin, we have decided to no longer…

Mellow Johnny's Bike Shopさんの投稿 2020年8月5日水曜日

 

これは、ミネアポリスでジョージフロイド氏が警察官によって、膝で首を絞められその後死亡した事件が発端となっている。

この後、各地で抗議のデモが行われているが、その時に警察官がバイクでデモの人を押しやるという場面が何度も報道されている。

その時に使用されたのがTREKバイクで人を追いやるという行為だ。

https://www.forbes.com/sites/carltonreid/2020/06/02/us-police-show-how-to-use-a-bicycle-as-an-offensive-weapon/#12e9017a3a9a

マイアミでは警官がバイクを楯に使っている

これに対しては、TREKも声明を出して非難。

Fuji Bikesも米国警察への自転車の販売を中止することを発表している。

 

 

Mellow Johnny’sバイクショツプにしてみれば、オースティン警察へのバイク販売は大きな収入源だった。3年間の契約で314,000ドル(約3,300万円)という巨額な収入。これを2年前倒しで契約を打ち切った。

ビジネスだけ考えれば契約を続けるべきだが、オースティンのコミニティを考えると販売を続けることは出来ないと判断した。

 

Mellow Johnny’sバイクショツプは発言の中で、

私たちは反警察ではありません。地元の警察が、今まさに私たちが受けている脅威から私たちを守ってくれると信じています。

この困難な時代の終わりに、このコミュニティ全体の平和と進歩、そして団結を願っています。そして、私たちは2008年にドアを開けて以来、オースティンのための議論、闘争、成長の一部になるつもりです。

 

米国の人種差別に関する問題は根深い。特に警察の黒人に対する行き過ぎた行為は目に余るものがある。

この問題が解決するには時間がかかるだろう。だが、いつかは解決されなければならない問題でもある。

 

 

 

 

 

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