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2025 ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージ ヨナス・ヴィンゲゴーを登りで退けたトム・ピドコックの声明

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Photo credit: stanjourdan on VisualHunt
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第11ステージでは、ニュートラルスタートの中立走行の時から横断幕でレースは中断。

さらに、ビベロ峠ではトム・ピドコックが横断幕をはねのけて落車を免れている。1回目のゴール地点ではフェンスが押され、もう少しでライダーが大けがをする場面も。

最終的に残り15km地点でステージ優勝はなしとの発表。さらにゴール地点は3km前になりタイム差だけ総合で反映される事態となった。

トム・ピドコックは、ヨナス・ヴィンゲゴーと逃げておりゴールでは間違いなくステージ優勝の可能性があった。スプリントも強いのだ。

 

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トム・ピドコックの声明

 
 
 
 
 
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トム・ピドコックは、最後の2級山岳ピケ峠で二度にわたってヨナス・ヴィンゲゴーを登りで引き離した。

ヨナス・ヴィンゲゴーは、下りでなんとかトム・ピドコックに追い付きランデブー。ジョアン・アルメイダの追走を約10秒引き離して走り続けた。

仮にゴールスプリントとなっていたら~。非常に面白いレース展開だっただけに残念。

 

自動翻訳で日本語字幕をつけると内容がわかる

 

トム・ピドコックのコメント

正直なところ、この落胆を言葉で表現するのは難しい。今日は自分の日だと感じていた。いつもレースならばフィニッシュラインがあるべきだと思う。スポーツイベントなんだから、そうだろ?

 

最後まで、当初のゴールに向かって進む決心をしたようですね。そこで抗議者たちを見たのですか?

まあ、トム・ピドコック風にやっていたんだけど、ゴールが3km手前だというのは知っていたんだ。ただ3kmがどこなのかわからなかった。

ヨナス・ヴィンゲゴーとローテーションするのが忙しすぎた。そこを通りすぎて勝者はいないだろうと気づいた。

そうだね。簡単なことではないと思う。ブエルタの運営チームは、私たちの安全を守るために組織としてできる限りのことをしてくれた。

私は政治的なことは何も言いたくない。そうしないと、問題に巻き込まれてしまうからだ。

 

レースでは君が一番強いということを示した。少なくともこの上りのタイプではヨナス・ヴィンゲゴーに勝てること示した。それはあなたの得意分野だ。レースの様子はどうですか?

ライダー達は、今後それにどう対処するでしょうか?  これがもっとあったらどうなるだろうか?

うーん、そうだね。多くの人が公の場で話すのをためらっているが、集団の中では時々少し怖いこともある。

しかし、私たちの安全が第一である限り、レースを続けられると思う。それが私たちの存在意義なんだ。

自転車レースは、他のところで起こっていることとは何の関係もないと思うよ。

 

通過するために横断幕を手で上げなければならなかった時怖かったですか?

うーん、いや、そうでもない。その時点で自分達はレースをしていた。

 

今日を振り返ってもう一度。

勝つチャンスは十分にあった。残念だけど、これでエネルギーを無駄にしたくはない。まだたくさんのステージが待っている。

 

サイクリストとして抗議活動に何か伝えたいことはありますか?

私たちを危険にさらすことが、目的を達成する助けにはならないとわかっていると思う。

誰もが何に対してでも抗議する権利を持っているが、私たちを危険にさらすのは前進への道ではない。

私が聞いた範囲では、今日が抗議活動の最大の日になる予定だった。だから、これからはもっと良くなるではないかと思う。

 

今回の大規模抗議デモは、オンラインで告知されていた。場所も時間も明記されていたのだ。そしてポスターの中心にはあるプロチームが描かれている。渦中のチームはブエルタから撤退しないと言っている。これについては詳しくは書けないので。

ヨナス・ヴィンゲゴーは、これが最後のステージ優勝のチャンスとならないように祈っている。レース続行が皆の願いだ。

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