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ビンクバンクツアー第3ステージ 平坦ステージを制したのは誰か?

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Image by huoadg5888 from Pixabay
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ビンクバンクツアーの第2ステージはオランダ開催だったのでコロナの影響を受けキャンセルとなってしまった。

ついでにオランダ開催のアムステルゴールドレースもなくなってしまう。

 

 

 

 

 

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Stage 3 » Aalter › Aalter (157k)

https://www.procyclingstats.com/race/binckbank-tour/2020/stage-3/today/profiles

第3ステージ

主催者は第3ステージのコースを若干修正して157kmのステージとして開催。

金曜日は個人タイムトラヤル、土曜日は予定通りのコースで開催。登りが厳しくないのでTTで総合優勝が決まるかもしれない。

と、言ってもTTも8.1kmとなったのでタイム差は大きくはつかないはず。

元々は7ステージだったのを5ステージに短縮。更に1ステージキャンセルとなり結局4ステージで決着がつくことになる。

現在は、ジャスパー・フィリップセンが4秒差でトップ。今日はリーダージャージを守るために全力でUAEが集団けん引するはずだ。

 

雨の中のスタート

今日も雨のスタートとなる。

 

第1ステージの大落車によってステイン・スティールス(Deceuninck-Quickstep)は手首骨折でフニッシュはしたが、リタイヤとなっている。

更に、フィリップ・ジルベールはツール・ド・フランス第1ステージの落車で痛めた膝の骨折がひどくなり痛みのためにDNS。

 

同じく、片足ペダリングで帰ってきた、オリバー・ナーセンは膝の腫れが引いたようで走ることになった。

 

https://tiz-cycling-live.io/stream2.php

photo tiz-cycling ストリーミングより

逃げに乗っているのは5人。

  1. ジョナス・リカールト(RICKAERT Jonas)Alpecin-Fenix
  2. オスカー・リースピーク(RIESEBEEK Oscar)Alpecin-Fenix
  3. ピム・リヒハルト(LIGTHART Pim)Team Total Direct Energie
  4. アドリアン・プティ(PETIT Adrien)Team Total Direct Energie
  5. VAN ROOY Kenneth(Sport Vlaanderen – Baloise)

 

Alpecin-Fenixのジョナス・リカールトはドワルス・ドール・ヘット・ハーヘラント (1.Pro)で優勝。

同じくオスター・リースピークはTour Bitwa Warszawska 1920 (2.2)は総合優勝しており、2チームで2名ずつ入っているので結構強力。

 

雨が止んできたところで、集団のペースが上がってくる。一気にタイム差をつめてきたので次の展開となりそうだ。

 

3人が追走の動きに出る。少し前にAlpecin-Fenixが集団先頭を引いていたのはこのためだった。

追走には、ベルギーチャンピオンのドリース・デポン(Alpecin-Fenix)と、イェーレ・ワライス(Lotto Soudal )が入っている。

ドリース・デポンは、前に2人Alpecin-Fenixがいるので追いつくつもりなのか、中間スプリントを取りに行くつもりなのか?

 

結局3人は前に追いつくことなく、集団に飲み込まれてしまう。ドリース・デポンだけが最後まで粘ったけど。捕まるのならば粘ってもあまり意味がない。

 

集団後方で落車があり、なんと道路をはみ出て選手が落車。なんとか走り出したけど大きなケガがなくてよかった。

 

残り15kmを切って30秒のタイム差。路面が乾いてきたのでゴールスプリントも安全そう。

 

5人はついに2人まで減ってしまう。Alpecin-Fenixのジョナス・リカールトは最後まで頑張るつもりだ。

 

一度切れていたオスカー・リースピークが追いついて3人に。とにかく、Alpecin-Fenixはスプリンターのティム・メルリエのために出来るだけ粘る作戦だ。

 

ジョナス・リカールトはアタックをかけて更に一人で逃げ続ける。

 

危ないコーナーに旗振りのスタッフもいないので、なんとライダーはショートカットで走るライダーも多数。わかりにくくて、とても危ない。

 

ジョナス・リカールトは、ラスト2.6kmまで逃げ続けた。

 

スプリントに至るまでが、道幅が狭くてすごく危険。コーナーでは何人も歩道に乗り上げながら走っている。

 

最後はパスカル・アッカーマンのスプリント開始が速すぎて、第1ステージに続いてまくられてしまう。

最後に抜き去ったのはデンマークチャンピオンジャージを着るマッズ・ピーダスン(Trek – Segafredo)。

Alpecin-Fenixは逃げに2名いれて、最後まで粘ったのにゴールの結果に結びつかなかった。ゴール手前でも道幅が狭くてスプリントリードするマチュー・ファンデルプールも前に上がれない。

ヘリからの映像を見ていても、何度もクラッシュ寸前の場面が見られた。最後は、ティム・メルリエの5位が精いっぱい。

総合は、マッズ・ピーダスンがジャスパー・フィリップセンと並んでトップ。第4ステージの個人タイムトライヤルで大きく総合が動きそうだ。

 

こちらはハイライト

ステージリザルト

1  PEDERSEN Mads Trek – Segafredo 3:26:11
2  PHILIPSEN Jasper UAE-Team Emirates ,,
3  ACKERMANN Pascal BORA – hansgrohe ,,
4  VAN POPPEL Danny Circus – Wanty Gobert ,,
5  MERLIER Tim Alpecin-Fenix ,,
6  ŠTYBAR Zdeněk Deceuninck – Quick Step ,,
7  LAPORTE Christophe Cofidis, Solutions Crédits ,,
8  SÉNÉCHAL Florian Deceuninck – Quick Step ,,
9  MANZIN Lorrenzo Team Total Direct Energie ,,
10  VANMARCKE Sep EF Pro Cycling ,,

 

総合

Rnk Rider Team Time
1  PEDERSEN Mads Trek – Segafredo 6:25:23
2  PHILIPSEN Jasper UAE-Team Emirates ,,
3  RICKAERT Jonas Alpecin-Fenix 0:07
4  ACKERMANN Pascal BORA – hansgrohe 0:08
5  TEUNISSEN Mike Team Jumbo-Visma 0:11
6  VAN DER POEL Mathieu Alpecin-Fenix 0:13
7  LAMPAERT Yves Deceuninck – Quick Step ,,
8  CAVENDISH Mark Bahrain – McLaren 0:15
9  VAN POPPEL Danny Circus – Wanty Gobert 0:16
10  MERLIER Tim Alpecin-Fenix ,,

 

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