スペイン版 “ストラーデ・ ビアンケ “ともいえるClásica Jaén Paraiso Interior(1.1)が来月アンダルシアで初開催され、40kmのグラベルロードがレースに現れる。
2月14日に開催されるワンデーレースは、ハエンからウベダまでの180kmのレースで、この地域の有名な「オリーブの海」を横切る丘陵コースにいくつかのグラベル区間が含まれる予定だ。
レースディレクターのパスクアル・モンパレルは「特別なレースになる要素はすべて揃っていると思う」と語る。彼は、スペイン代表チームの監督でもある。
Clásica Jaén Paraiso Interior
150万ヘクタールもの広大なオリーブの木が生い茂る「マル・デ・オリボス」を舞台に、高低差3,500m、約40kmのグラベルをライダーが走る。
ゴールにはグラベルの上り坂があり、ウベダの歴史的な中心街がゴールとなる。
ワールドチームの参加は6チーム
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Astana Qazaqstan Team ミゲルアンヘル・ロペス、アレクセイ・ルチェンコ
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EF Education-EasyPost
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Lotto Soudal ティム・ウェレンス
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Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux コービー・ホーセンス
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BORA – hansgrohe レナード・ケムナ
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Movistar Team アレハンドロ・バルベルデ
アレハンドロ・バルベルデやミゲルアンヘル・ロペスなど、ワールドツアーやプロツアーのトップチーム数チームが出走を予定しており、かつてのチームメイトと対決することになる。
ルタ・デル・ソル(2月16日~20日)の直前に予定されているこの新レースは、スペインの自転車競技の復活を示すものだ。
また、ブエルタ・ア・ガリシアの再来と言われるグラン・カミーニョ(Gran Camino)という新しいステージレースも、2月24日から27日にかけてスペイン北西部で開催される予定となっている。
パンデミックによって、ヨーロッパから遠く離れた海外のレースの多くが閉鎖されたため、多くのトップチームがフランスやスペインで行われる伝統的なヨーロッパのシーズン開幕戦に戻ってきているのが実情だ。
新しいレースが増えるのはサイクリング界にとって良いニューズだ。
Clásica Jaén Paraiso Interiorがスペイン版のストラーデビアンケとして定着してくれると面白いのだけど。
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