2022チャレンジ・マヨルカ　Trofeo Pollença – Port d’ Andratx　登りゴールを制したのは驚きのライダー!

チャレンジ・マヨルカも4日目。

昨日は、アレハンドロ・バルベルデがティム・ウェレンスにフェンス際に押し込まれてスプリントで負けてしまった。

今日も登りスプリントとなるはずなので、二人の戦いがまた見られるかもしれない。

 

ポレンサ～アンドラックス　170.1km

 

丘陵コースで、ゴール前は登っている。2km以上の登りなのでスプリンターがスピードに乗って登り切るのは難しい。

過去優勝者をみても、パンチャーが勝利するコースだ。

 

1. スプリントポイント　Pollenca
2. 2級山岳　Coll de Femenies　11.9km・4.0%
3. 2級山岳　Coll dePuigMajor　4.8km・5.8%
4. スプリントポイント　Soller
5. 3級山岳　コルデンブレダ　3.8km・5.3%
6. スプリントポイント　Deia
7. 2級山岳　コル・デ・サ・ペドリッサ 6.4km・4.3%
8. 3級山岳　コル・デン・クラレット　2.4km・5.0%
9. スプリントポイント  Sa coma

 

注目ライダーは

 

スタート

快晴の中スタート。

 

街の狭い道をゆっくりとパレード走行。

 

逃げに乗りたいライダーがいっせいにペースを上げていく。

 

11人の逃げ

ようやく抜け出しそうか。

 

今回は中々すんなりときまらずスタートして37kmして11人の逃げが完成。

1. シャビエル・イサソー(Euskaltel – Euskadi )
2. RIVI Samuele(EOLO-Kometa)
3. Davide Gabburo(Bardiani-CSF-Faizanè)
4. サミュエル・ゾッカラート(Bardiani-CSF-Faizanè)
5. Mario Aparicio(Burgos-BH)
6. Ruben Apers(Sport Vlaanderen – Baloise) 
7. Kamiel Bonneu(Sport Vlaanderen – Baloise)
8. Kasper Saver(Minerva Cycling) 
9. Pablo Alonso(Electro Hiper Europa – Caldas) 
10. Raúl Rota(Manuela Fundación Continental)
11. Christian Danilo Pase(Work Service Vitalcare Vega)

 

スプリントポイント　Pollenca

1回目のスプリントポイント。

1. シャビエル・イサソー(Euskaltel – Euskadi )
2. Kasper Saver(Minerva Cycling) 
3. Mario Aparicio(Burgos-BH)

 

登りに入り始めたけど、タイム差は2分18秒と開かず。人数多いから警戒されている。

 

集団はモビスターとBORAが引く展開。

 

2級山岳　Coll de Femenies　11.9km・4.0%

ここもシャビエル・イサソーがトップ通過。

1. シャビエル・イサソー(Euskaltel – Euskadi )
2. Ruben Apers(Sport Vlaanderen – Baloise) 
3. Mario Aparicio(Burgos-BH)

 

2級山岳　Coll dePuigMajor　4.8km・5.8%

2つ目の山岳ポイントも通過。

1. シャビエル・イサソー(Euskaltel – Euskadi )
2. Ruben Apers(Sport Vlaanderen – Baloise) 
3. Mario Aparicio(Burgos-BH)

 

スプリントポイント　Soller

下りで、シャビエル・イサソー(Euskaltel – Euskadi )が抜け出していたのだけど捕まった。

1. Ruben Apers(Sport Vlaanderen – Baloise) 
2. シャビエル・イサソー(Euskaltel – Euskadi )
3. Kasper Saver(Minerva Cycling) 

 

3級山岳　コルデンブレダ　3.8km・5.3%

集団が迫る中、先頭集団はついに捕まる。

1. アントニオ・ソト(Euskaltel – Euskadi )
2. シャビエル・イサソー(Euskaltel – Euskadi )
3. マルク・ソレル(UAE Team Emirates)

 

スプリントポイント　Deia

集団のまま通過。

1. ニルス・ポリッツ　(BORA-hansgrohe )
2. ルイス・マス(Movistar Team)
3. エマヌエル・ブッフマン(BORA-hansgrohe )

 

BORAが先頭を固めて引き続ける。先頭はオーストリアチャンピオンのパトリック・コンラット。移籍してきたアレクサンドル・ウラソフが今日はエースかな。

 

2級山岳　コル・デ・サ・ペドリッサ 6.4km・4.3%

モビスターから移籍したマルク・ソレルはしっかりとアシスト役をやってますね。

1. マルク・ソレル(UAE Team Emirates)
2. VLIEGEN Loïc　(Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux )
3. エイネルアウグスト・ルビオ(Movistar Team)

 

下りからLotto Soudalのマシュー・ホームズが逃げだす。後ろはIntermarché – Wanty – Gobert Matériauxのヤン・バークランツ。

 

残り70kmあるけど、誰か着て貰いたいところだろう。二人はきつい。

 

後ろからアントニオ・ソト(Euskaltel – Euskadi )がジョイン。

 

3級山岳　コル・デン・クラレット　2.4km・5.0%

3人が3級山岳を通過。

1. ヤン・バークランツ(Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)
2. アントニオ・ソト(Euskaltel – Euskadi )
3. マシュー・ホームズ(Lotto Soudal)

 

3人の逃げは下りで集団に追いつかれてしまった。これは仕方ない。

 

3人をBORA先頭で抜いていく。

 

各チームのアシストがペースを上げる。

 

スプリントポイント  Sa coma

最後のスプリントポイントを越えていく。

1. WANDAHL Frederik(BORA – hansgrohe)
2. アレハンドロ・バルベルデ(Movistar Team )
3. セラーノ・ゴンサロ(Movistar Team )

 

今度はモビスターが先頭を引く。

 

ここでまたもマシュー・ホームズがアタックだ。

 

マシュー・ホームズが逃げて、最後はティム・ウェレンスが登りスプリントを狙うパターンか?

 

しかし、マシュー・ホームズもBORAが引く集団に吸収されてしまう。

 

さあ、最後の登りだ。

 

ブランドン・マクナリティがトップでアレハンドロ・バルベルデが続く。3番手はアレクサンドル・ウラソフだ。

 

ブランドン・マクナリティは、バルベルデをチェック。

 

3人の争いとなるか?

 

おっと、アレハンドロ・バルベルデが腰を上げてスプリント開始だ。

 

アレハンドロ・バルベルデが抜けた～!

 

最後は後ろを振り向いて、余裕のバンザイボーズだ。なんという41歳。これでシーズン1勝目。

このチャレンジ・マヨルカでも、6位、2位、1位と調子を上げている。特に、昨日はティム・ウェレンスにフェンス際に追いこまれて足を止めたので、これがなければ連勝だったかもしれない。

若いブランドン・マクナリティ、アレクサンドル・ウラソフという次代を担うライダーを破ってしまう最年長のライダーというのは凄い。これで今シーズン最後というのは勿体ない。

 

アレハンドロ・バルベルデはゴール後に

この特別な勝利を2人に捧げたいと思う。エガン・ベルナルに最初に：最善を尽くし、またすぐに彼に会えることを願っている。

もう一人は、ALSと診断された元プロサッカー選手でコーチのフアン・カルロスウンズエに奉げると。

さらにレース組織に対して感謝の意を述べている。

私は彼らに恩恵を与え、この成功に感謝することができた。これは、2つの表彰台と勝利で、このレースに別れを告げる最良の方法だ。次のラウンド、バレンシアのラウンドについてはすでに考えている。

チャレンジ・マヨルカは、もう一日残っている。さらに勝利を狙うとは凄い41歳だ。

 

リザルト