ジロ・デ・イタリアの勝負を決めるクイーンステージ。第16ステージのガリビア峠が走れるのか、どうかわからなくなっています。
過去にも、何度も雪の中をはしらされているガリビア峠。
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1960年代のガリビア峠
Lavori per liberare la strada del Passo Gavia – Primavera 2019
Anche al Passo Gavia si lavora per liberare la strada, guardate nel video di TeleBoario che muri di neve!
Posted by Bormio.info on Thursday, May 16, 2019
ボルミオ観光局は、「道路を解放するために働いている」と述べています。
問題は、5月28日にGiro d’Italiaがガリビア峠を通過出来るかどうかです。
報告によると、5月28日に行われるクイーンステージの前の週に23cmの雪が降ると予想されており、それは除雪作業をする努力を妨げることになると予測されています。
道路が間に合わない場合は、ステージで予定されていたソロ上昇ではなく、モンティローロ(Mortirolo)を2回登ることができますが、この場合には、ルートがかなり長くなると予想されます。
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第16ステージ
第16ステージは226キロ。最高到達点はガリビア峠で、さらにモンティローロの峠を越えます。ツール・ド・フランスと違って、5月のこの時期には、2700メートルを超えることはできないです。
Giroは1961年と1989年のレース史上2回ガリビアを上ることは出来ませんでした。
1988年に大雪の中でプロトンがガリビアを思い切って登っています。
アンデーハンプステンは半パンで走ってますが、下りも雪の中無事に降りれたんでしょうか?
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1988年ジロ・デ・イタリア アンデーハンプステン
ジロのレースディレクターMauro Vegniは
「仮に、ガリビアがなくても4,700メートルを超えるクライミングを伴うステージのままです。それでもう十分ですが、見てみましょう。 私たちはまだ計画通りにステージ全体を実行できると確信しています」
こちらのツイートの右側の写真がトンネル部分ですが、そこまで雪で覆われてますね。
#raigiro #Giro102 intanto questa è la situazione del passo Gavia… pic.twitter.com/YeFA0EMoec
— Simone Gritti (@simonegritti) 2019年5月16日
第4ステージの山岳でも気温は5度以下となって、選手全員が冷え切ってゴールしてます。今度は雪の中となると、更に厳しい条件となりそうです。
無事に選手が通れるように祈っておかないといけませんね。
今年は、ツアー・オブ・ターキーやツール・ド・ロマンディでも雪のためにコースが短縮されています。ヨーロッパはまだ寒いのかもしれないですね。
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