ロードバイクの情報を発信しています!

サイモン・イェーツ、ジロ・デ・イタリアのタイトル防衛希望も、チーム内で依然として議論中か?

海外情報
Photo credit: Tony Jarrow on Visualhunt.com
この記事は約4分で読めます。

2025 ジロ・デ・イタリアの覇者、サイモン・イェーツ。

通常はゼッケンナンバー1をつけてディフェンディングチャンピオンとしてスタートラインに並ぶ。

ジロ・デ・イタリアのコース発表の席では是非出たいと言っていたサイモン・イェーツだが。

そう、チームには絶対エースのヨナス・ヴィンゲゴーがいるのだ。

 

スポンサーリンク

ジロ・デ・イタリア出場を希望

 

ジロ・デ・イタリアのコース発表後のサイモン・イェーツは以下の通り。

このジロを終えたときの感情は、本当に特別なものだった。またレースに戻って、あの感覚を味わいたいと心から願っている。

私にとってジロは特別な存在だ。2018年には優勝に近づいた。素晴らしいレースだったが、フィンストレ峠での危機は、とても辛いものだった。

その後数年間、私はリベンジを誓って戻ってきたものの、決して成功することはなかった。しかし、頭の中では常に再挑戦したいという思いがあった。

今年、私はそれを成し遂げた。コース上にフィネストレを見たとき、すぐに「またか…」と思ったが、私は立ち直り、素晴らしいことを思いつくことができた。

2026年のコースは非常に厳しいものだ。ブロックハウスは、2022年に私が挑んだ、非常に厳しい登りであり、レースの流れを大きく変える可能性がある。

アオスタのステージも、おそらく決定的なものになるだろう。非常に厳しいステージだが、私の特性に合っていると思う。

 

こうやって聞いてみるとサイモン・イェーツはディフェンディングチャンピオンとしてスタートラインに立つことを切望しているようだ。まあ、当然だろう。

 

チーム内協議に

 

その後のTNTスポーツの取材でのインタビューは次の通りだ。やはりチーム事情が関わってくる。

 

サイモン、来シーズンのジロ・デ・イタリアでのタイトル防衛について、現在の心境をお聞かせください。

もちろん、ディフェンディングチャンピオンとして、ジロのタイトルを防衛したいという強い気持ちはある。昨年の勝利は僕のキャリアにとって本当に特別なものだった。

もう一度あの舞台で戦いたいと心から願っている。

 

チーム内での議論について、具体的にどのような状況なのでしょうか?

詳細は言えないが、チームは僕を含め、多くの有力なクライマーや総合系ライダーを抱えている。

それぞれの選手の目標やコンディション、そしてチーム全体のシーズン目標を考慮して、最適な戦略を練っているところなんだ。

ジロは僕にとって最高の舞台だが、ツールの目標を持つ選手もいるし、グランツールを複数回走ることは簡単ではないからね。

チームとしては、常に全員が最高のパフォーマンスを発揮できるようなプランを立てようとしている。

 

ファンはあなたのジロ出場を心待ちにしていると思いますが、何かメッセージはありますか?

ファンの皆さんには、いつも本当に感謝している。皆さんの応援が僕の力になる。

ジロに出場するにせよ、しないにせよ、僕は常に勝利を目指して全力を尽くすことに変わりはない。チームの決定を待つしかないが、どんなレースでもベストを尽くし、皆さんに良いレースをお見せできるよう努力する。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーがジロ・デ・イタリア出場に傾いており、サイモン・イェーツがジロに出場できるのかは微妙だ。ディフェンディングチャンピオンがアシストに回るのもありかもしれないけれど。

そうなるとサイモン・イェーツの心中はどうなんだろうか。プロなので割り切るんでしょうね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました