ロードバイクの情報を発信しています!

2025 アラウルツアー第3ステージ 風による攻撃!

海外情報
Photo credit: Martin Lovekosi on VisualHunt.com
この記事は約15分で読めます。

第2ステージは下りのアスファルト舗装の状態が良くなく短縮レースに。

最後の残り5kmの登り勝負となったけれど、爆発的アタックをかけたトム・ピドコックに追従できるライダーはいなかった。

現在Q36.5 Pro Cycling Teamのトム・ピドコックはBahrain Victoriousのライナー・ケプリンガーに対して8秒差。十分なリードではない。次の第4ステージが勝負となる。

 

スポンサーリンク

第3ステージ   ヘグラ~タイマフォート 180.6km

コースプロフィール Image credit: thesauditour

 

これはどうみてもスプリンターステージ。ティム・メルリエを止めるのは誰だ?

 

  1. スプリントポイント
  2. スプリントポイント
  3. ボーナススプリント

 

スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

ほとんど観客がいないなかスタート。

 

7人の逃げ

JCL Team UKYOから2人が乗った。

  1.  ハビエル・イバニェス (Caja Rural – Seguros RGA)
  2.  ウーゴ・アズナール (Equipo Kern Pharma)
  3.  小石祐馬 (JCL Team UKYO)
  4.  山本大喜 (JCL Team UKYO)
  5.  Miltiadis Andreas (Roojai Insurance)
  6.  Richards Kane (Roojai Insurance)
  7.  イェンス・レインダース (Wagner Bazin WB)

 

逃げ屋のイェンス・レインダースが14ポイントまで伸ばしてトップに。

 

トム・ピドコックはQ36.5 Pro Cycling Teamのチームメイトに守られている。

 

ディラン・フルーネウェーヘンは補給。

 

UAE Team Emiratesのオーデネ・ホルターがパンク。新人賞ジャージを着用している。

 

なんと、逃げてる山本大喜がパンク。

 

先頭に戻るのに足を使ってしまいそう。もうじきボーナススプリントなのも痛い。

 

ボーナススプリント

イェンス・レインダースがかなり遠くからスパート。

 

ここもイェンス・レインダースがトップ通過。

  1. イェンス・レインダース (Wagner Bazin WB) 3ポイント・3秒
  2. ハビエル・イバニェス (Caja Rural – Seguros RGA) 2ポイント・2秒
  3. ウーゴ・アズナール (Equipo Kern Pharma) 1ポイント・1秒

 

残り39.2km。集団とは21秒差に。山本大喜は戻ってこれず。

 

JCL Team UKYOの小石祐馬は集団に戻る。

 

小石祐馬は集団にキャッチされる。

 

Tudor Pro Cycling Teamが77km/hと猛烈にペースアップ。

 

あっという間に先頭が捕まる。

 

ペースが上がったいる時にUno-X Mobilityのアレクサンダー・クリストフはパンク。チームメイトは気づいていないのか、まだ先頭にいる。

 

集団が削られていく。

 

かなりコンパクトに。しかし、どこまで続くのか。

 

UAE Team Emirates XRGのラファウ・マイカも切れている。

 

アラウルのエディ・ダンバーもちぎれている。

 

残り29.4km。まだ70km/hのペースで進んでいる。トム・ピドコックは先頭付近にいる。

 

ようやく60km/h以下に。トム・ピドコックは集団のなかほどに。

 

第2グループは必死の追走。

 

昨日はレースが短縮されたので皆パワーが残っている様子。すでに40秒の差をつけており第2集団が復帰することはないかも。

 

Soudal – Quick Stepのティム・メルリエは前にいる。

 

第2グループはそれほど多くない。

 

早い早い、もう残り3.5km。

 

あっと、トム・ピドコックはパンク。

 

まあ、3km以内なので同タイムゴールとなる。

 

残り1.1km。Team Jayco AlUlaが先頭。

 

あっと、落車。電信柱にぶつかったけれど大丈夫なのか。

 

先頭はリードアウトのベルト・ファンレルベルフ。ティム・メルリエが2番手。後ろにディラン・フルーネウェーヘン。

 

ティム・メルリエが発射。ディラン・フルーネウェーヘンがぴったりと後ろにつけている。

 

今回もロングスプリントだ!

 

ティム・メルリエは、後ろを向く余裕が。

 

ディラン・フルーネウェーヘンは出れない。

 

ようやくディラン・フルーネウェーヘンが進路を変えるが~。

 

ティム・メルリエがゴールを駆け抜けた~!

 

ティム・メルリエが、またもスプリント勝利。

 

はやくも今シーズンの2勝目となった。

 

落車したTeam Picnic PostNLのニルス・エークホフは大丈夫なのか。

 

もう一人はCaja Rural – Seguros RGAのライダー。

 

リザルト

優勝したSoudal – Quick Stepのティム・メルリエ

これまで以上に調子がいいのだろうか?

ムワ、わからない。 今日は脚が良かった。 いい感じだった。 決勝はちょっと慌ただしかった。 左コーナーがあったんだけど、それはクルマのためのもので、僕らのためのものじゃなかった。

出口を間違えそうになった。 ちょっとびっくりしたけど、優勝できたからハッピーだよ。

スプリントに至るまで、風も一役買っていた。 ファンの隊列によっていくつかに分かれてましたが。

大きな争いはなかったし、大きな集団が一緒にいた。 大丈夫だった。 本当のファンではなかった。

 

2位 Team Jayco AlUlaのディラン・フルーネウェーヘン

自分は限界に達していた。ラウンドアバウトですでに前輪が少し滑っているのを感じた。タイヤは空だった。しかし、それもサイクリングの一部だ。ちょっとひどいが、それ以外はとてもうまくいった。フロントタイヤにちょっと不運があっただけだ。それが現実さ。

我々にはまだワンチャンスがある。モチベーションは高いままだ。まだランキングではアラン・ハザリーが3位で、スプリンターのためのステージが1つある。近づいてきた。次回は不運に見舞われないことを願っているので、引き続き頑張っていく。

 

第3ステージ リザルト

Rnk Rider Team UCI   Time
1
 MERLIER Tim
Soudal Quick-Step 14
10″
4:16:23
2
 GROENEWEGEN Dylan
Team Jayco AlUla 5
6″
,,
3
 MOLANO Juan Sebastián
UAE Team Emirates – XRG 3
4″
,,
4
 MOSCHETTI Matteo
Q36.5 Pro Cycling Team     ,,
5
 BARBIER Pierre
Wagner Bazin WB     ,,
6
 BRUSTENGA Marc
Equipo Kern Pharma     ,,
7
 FEDOROV Yevgeniy
XDS Astana Team     ,,
8
 DAUPHIN Florian
Team TotalEnergies     ,,
9
 BRUTTOMESSO Alberto
Bahrain – Victorious     ,,
10
 KOLZE CHANGIZI Sebastian
Tudor Pro Cycling Team     ,,
11
 ROMELE Alessandro
XDS Astana Team     ,,
12
 VAN ROOY Kenneth
Wagner Bazin WB     ,,
13
 DEGENKOLB John
Team Picnic PostNL     ,,
14
 VAN LERBERGHE Bert
Soudal Quick-Step     ,,
15
 HATHERLY Alan
Team Jayco AlUla     ,,
16
 FANCELLU Alessandro
JCL Team UKYO     ,,
17
 BASSET Pierre-Henry
XDS Astana Team     ,,
18
 QUICK Blake
Roojai Insurance     ,,
19
 KEPPLINGER Rainer
Bahrain – Victorious     ,,
20
 JOHNSTON Calum
Caja Rural – Seguros RGA     ,,
21
 PASQUALON Andrea
Bahrain – Victorious     ,,
22
 ABRAHAMSEN Jonas
Uno-X Mobility     ,,
23
 WALLIN Rasmus Bøgh
Uno-X Mobility     ,,
24
 OLIVEIRA Ivo
UAE Team Emirates – XRG     ,,
25
 DVERSNES Fredrik
Uno-X Mobility     ,,
26
 JEGAT Jordan
Team TotalEnergies     ,,
27
 REYNDERS Jens 
Wagner Bazin WB  
3″
,,
28
 ZIJLAARD Maikel
Tudor Pro Cycling Team     ,,
29
 VAN DEN BROEK Frank
Team Picnic PostNL     ,,
30
 BABOR Daniel
Caja Rural – Seguros RGA     ,,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI   Time
1 1
 PIDCOCK Thomas
Q36.5 Pro Cycling Team 3
10″
10:44:49
2 2
 KEPPLINGER Rainer
Bahrain – Victorious  
6″
0:08
3 3
 HATHERLY Alan
Team Jayco AlUla  
4″
0:13
4 6 ▲2
 DVERSNES Fredrik
Uno-X Mobility  
3″
0:34
5 7 ▲2
 VOISARD Yannis
Tudor Pro Cycling Team     0:37
6 8 ▲2
 HOLTER Ådne
Uno-X Mobility     0:44
7 9 ▲2
 VAN DEN BROEK Frank
Team Picnic PostNL  
1″
0:48
8 11 ▲3
 JOHNSTON Calum
Caja Rural – Seguros RGA     0:50
9 13 ▲4
 VAN DER MEULEN Max
Bahrain – Victorious     ,,
10 14 ▲4
 KULSET Johannes
Uno-X Mobility     ,,
11 5 ▼6
 DE BOD Stefan
Terengganu Cycling Team     0:54
12 17 ▲5
 FANCELLU Alessandro
JCL Team UKYO     1:01
13 18 ▲5
 GARIBBO Nicolò
JCL Team UKYO     1:04
14 10 ▼4
 IRIBAR Unai
Equipo Kern Pharma     1:13
15 12 ▼3
 URIARTE Diego
Equipo Kern Pharma     ,,
16 23 ▲7
 JEGAT Jordan
Team TotalEnergies     1:20
17 16 ▼1
 BREGNHØJ Mathias
Terengganu Cycling Team     ,,
18 26 ▲8
 FEDOROV Yevgeniy
XDS Astana Team     1:25
19 4 ▼15
 DUNBAR Eddie
Team Jayco AlUla     1:30
20 28 ▲8
 VAN ROOY Kenneth
Wagner Bazin WB     1:32
21 20 ▼1
 BJERG Mikkel
UAE Team Emirates – XRG     1:33
22 22
 THALMANN Roland
Tudor Pro Cycling Team     1:34
23 21 ▼2
 ELOSEGUI Iñigo
Equipo Kern Pharma     1:36
24 24
 PESENTI Thomas
Soudal Quick-Step     1:44
25 34 ▲9
 BASSET Pierre-Henry
XDS Astana Team     1:47
26 27 ▲1
 KUZMIN Anton
XDS Astana Team     1:53
27 15 ▼12
 AZNAR Hugo
Equipo Kern Pharma  
1″
,,
28 29 ▲1
 VAN HAUTEGEM Leander
Wagner Bazin WB     1:58
29 31 ▲2
 DESAL Ceriel
Wagner Bazin WB     ,,
30 32 ▲2
 PERICAS Adrià
UAE Team Emirates – XRG     2:05

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 2 ▲1
 MERLIER Tim
Soudal Quick-Step 30
2 4 ▲2
 MOLANO Juan Sebastián
UAE Team Emirates – XRG 21
3 10 ▲7
 GROENEWEGEN Dylan
Team Jayco AlUla 18
4 1 ▼3
 PIDCOCK Thomas
Q36.5 Pro Cycling Team 15
5 8 ▲3
 MOSCHETTI Matteo
Q36.5 Pro Cycling Team 14
6 3 ▼3
 KEPPLINGER Rainer
Bahrain – Victorious 12
7 14 ▲7
 BARBIER Pierre
Wagner Bazin WB 10
8 5 ▼3
 HATHERLY Alan
Team Jayco AlUla 9
9 6 ▼3
 ZIJLAARD Maikel
Tudor Pro Cycling Team 9
10 7 ▼3
 DUNBAR Eddie
Team Jayco AlUla 7

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1  
 HOLTER Ådne
Uno-X Mobility 10:45:33
2  
 VAN DEN BROEK Frank
Team Picnic PostNL 0:04
3  
 VAN DER MEULEN Max
Bahrain – Victorious 0:06
4  
 KULSET Johannes
Uno-X Mobility ,,
5  
 FANCELLU Alessandro
JCL Team UKYO 0:17
6  
 URIARTE Diego
Equipo Kern Pharma 0:29
7  
 FEDOROV Yevgeniy
XDS Astana Team 0:41
8  
 BASSET Pierre-Henry
XDS Astana Team 1:03
9  
 AZNAR Hugo
Equipo Kern Pharma 1:09
10  
 VAN HAUTEGEM Leander
Wagner Bazin WB 1:14

コメント

  1. 毎日読者K より:

    ロングスプリントとなれば、メルリールが圧倒的ですね。

    集団が小さくなったから大丈夫だったけど、
    ゴール直前、ビミョーに右カーブしてるのはリスクが大きい。
    また同日のチャレンジマヨルカゴール前の、フェンスもイビツで落車しそうと思った矢先に実際落車あったし、、、 スプリントゴールの前は更に安全を追求して欲しいものです。

    • ちゃん より:

      あ~、そうですね。右カーブしてましたね。気づきませんでした。確かUCIの規定ではゴール手前400mは直線が推奨されていたような。
      ゴールについては、陪審員もOKをだしてからレーススタートとなっていると思うのですが、都市部で一直線の道路は幹線道路くらいのものでしょう。
      中々、完璧なゴールレイアウトを作るのが、難しくなっているのも現状なのかもしれませんね。ただ、極端なゴールレイアウトはやめて貰いたいですね。

タイトルとURLをコピーしました