2024 UAEツアー第1ステージ　砂漠のステージを制したのは?

2019年初開催で、ドバイツアーとアブダビツアーの合併として始まったUAEツアー。UAE Tour(2.UWT)

今年で6回目の開催。今年は第2ステージに個人タイムトライヤルが組み込まれている。

 

過去の優勝者は

• 2023 : レムコ・エヴェネプール
  
• 2022 :  タデイ・ポガチャル
• 2021 : タデイ・ポガチャル
• 2020  : アダム・イェーツ
• 2019 : プリモッシュ・ログリッチ

 

第1ステージ アル・ダフラ・ウォーク・マディナト・ザイード～リワ宮殿   143km

 

さあ、第1ステージは、またも風で集団がバラバラになるのか。なんせ砂漠の中のレースだ。逃げが成就するか、スプリンターチームが頑張るか。今年は風の予報はない。

そうなるとスプリントだ。ただ、最後の500mは6%勾配で上っている。まあ、それでもスプリンター勝負となるだろう。

 

1. スプリントポイント　Liwa
2. スプリントポイント　

 

注目のライダーは

• UAE Team Emirates　アダム・イェーツ、ブランドン・マクナリティ、ジェイ・ヴァイン、フアン・モラノ
• Alpecin – Deceuninck　カーデン・グローブス、シルヴァン・ディリエ、ジェイソン・オズボーン
• Astana Qazaqstan Team　マーク・カヴェンディシュ、アロルド・テハダ
• Bahrain – Victorious　ペッリョ・ビルバオ、トースタイン・トレーエン、フィル・バウハウス
• BORA – hansgrohe　サム・ウェルスフォード、エマヌエル・ブッフマン
• Cofidis　ケニー・エリッソンド、ルーベン・フェルナンデス
• Decathlon AG2R La Mondiale Team　サム・ベネット、ベン・オコナー
• EF Education – EasyPost　サイモン・カー
• INEOS Grenadiers　エリア・ヴィヴィアーニ、トビアス・フォス、オスカル・ロドリゲス
• Intermarché – Wanty　ルイス・メインチェス、アルネ・マリット
• Israel – Premier Tech　パスカル・アッカーマン、ジョージ・ベネット
• Lidl – Trek　フアン・ロペス、ダリオ・カタルド、シモーネ・コンソンニ
• Lotto Dstny　トーマス・デヘント
• Movistar Team　レミ・カヴァニャ、フェルナンド・ガビリア
• Soudal – Quick Step　ティム・メルリエ、ヤン・ヒルト、マウリ・ファンセヴェナント、イラン・ファンワイルダー
• Team dsm-firmenich PostNL　ファビオ・ヤコブセン
• Team Jayco AlUla　ディラン・フルーネウェーヘン、エディ・ダンパー
• Team Visma | Lease a Bike　オラフ・コーイ
• Tudor Pro Cycling Team　アーヴィッド・デクレイン

 

スタート前

スタート前。

 

オフィシャルスタート。

 

マーク・カヴェンディシュは、今日のゴールではスプリントにからめるだろうか。

 

登っているので、Team dsm-firmenich PostNLのファビオ・ヤコブセンにもゴールは厳しいかも。

 

残り115kmで単独アタック。

1. マーク・スチュワート　Team Corratec – Vini Fantini

 

集団を遠くに離れていくマーク・スチュワートを見送り。

 

集団はのんびりモードに。

 

チームメイトのマルコ・ムルガノが追走をしている。もうすぐ追いつく。

 

残り105kmで追いついた。

1. マルコ・モルガド　Team Corratec – Vini Fantini
2. マーク・スチュワート　Team Corratec – Vini Fantini

 

Soudal – Quick Stepを去ったファビオ・ヤコブセンと、残ったティム・メルリエが少し話をしている。ティム・メルリエもツール・ド・フランスの出場はレムコがいる限りできない。

 

残り90km。Alpecin-Deceuninck、Soudal – Quick Step、Team Visma | Lease a Bikeが先頭交代に。

 

スプリントポイント　Liwa

先頭二人がスプリントポイントを通過。

 

 

集団もスプリントポイントに向かう。

 

集団もスプリントポイントを通過。

1. マルコ・モルガド　Team Corratec – Vini Fantini　8ポイント・3秒
2. マーク・スチュワート　Team Corratec – Vini Fantini　5ポイント・2秒
3. ローバン・ベル　Team Visma | Lease a Bike　3ポイント・1秒
4. カーデン・グローブス　Alpecin-Deceuninck　1ポイント

 

Lotto Dstnyのトーマス・デヘントは最後尾。今日は仕事なしかな。

 

残り54.3kmで2分23秒差に。

 

砂漠とはいえ結構登っている。

 

ちょっとはみ出てしまった。サム・ベネットがよけている。

 

残り37.8kmで、1分25秒差に。

 

Tudor Pro Cycling Teamのライダーが落車。

 

先頭からマルコ・モルガドが脱落。

 

先頭は、マーク・スチュワートだけに。

 

スプリントポイント　

マーク・スチュワートが1位通過。

 

集団は、Bahrain Victoriousのペッリョ・ビルバオがポイント獲得。

1. マーク・スチュワート　Team Corratec – Vini Fantini　8ポイント
2. マルコ・モルガド　Team Corratec – Vini Fantini　5ポイント
3. ペッリョ・ビルバオ　Bahrain Victorious　3ポイント・1秒
4. ローバン・ベル　Team Visma | Lease a Bike　1ポイント

 

マルコ・モルガドが集団に吸収される。

 

マーク・スチュワートも残り20kmで吸収。これで逃げはなくなった。

 

落車したTudor Pro Cycling Teamのフロリアン・ストークは集団復帰しているけど、擦過傷がひどい。

 

Lotto Dstnyのトーマス・デヘントは、仕事開始となった。

 

Team Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイは、一流スプリンターとの戦いを制することができるのか。

 

残り8.1km。各チーム横一線。

 

残り4.8kmで INEOS Grenadiersが先頭に上がってきた。

 

先頭はトビアス・フォスだ。

 

残り2.5kmではBORA – hansgroheが先頭に。

 

残り1.6kmではTeam Visma | Lease a Bikeが先頭。ただ、単独だ。

 

残り1.5km。各チームのトレインが作られる。

 

Bahrain Victoriousが先頭か。

 

横一線でわからない。

 

スプリント体制に入る。

 

左から、Bahrain Victoriousのヒィル・バウハウスとMovistar Teamのフェルナンド・ガビリアがスプリント開始。

 

フェルナンド・ガビリアが先頭だ。

 

だが、後ろからSoudal – Quick Stepのティム・メルリエがきたぞ。

 

フェルナンド・ガビリアにティム・メルリエが並ぶ。

 

ティム・メルリエが前にでた。右から、Tudor Pro Cycling Teamのアーヴィッド・デクレインが追い込んでくる。

 

ヒィル・バウハウスとフェルナンド・ガビリアはあきらめている。

 

ティム・メルリエが先着だ!

 

ティム・メルリエは、ゴール手前からすでに勝利を確信した。

 

UAEツアーのスプリンター対決第1弾はSoudal – Quick Stepのティム・メルリエが獲得だ。2位はTudor Pro Cycling Teamのアーヴィッド・デクレイン、3位はTeam Corratec – Vini Fantiniのヤコブ・マレツコ。

 

後方では大落車。

 

Astana Qazaqstan Teamは、二人乗りしてなんとかゴールに。

 

リザルト

優勝したティム・メルリエのコメント

今年はいい写真がとれてうれしい。最初のスプリントはベルト・ファンレルベルフのためで、最後のスプリントは自分のため。残り500mくらいで反対側に行く決断をした。一人で行ったのはいい判断だったと思う。

最初は少しブロックされたし、風に乗るのが少し早すぎた。でもフアン・モラノとガビリアが遠くからアタックしてきた。ギア選択でまたミスをしてしまったけど、スピードに乗ったら追いつけた。フィニッシュは幸運にも十分な距離だった。

私は常に勝とうとしているが、簡単ではない。ここは競争が激しい。ここにはスプリンターがたくさんいて、ほとんど全員がそこにいる。1位を獲得できてうれしい。そのおかげで、次のステージでは他のステージよりも少しリラックスできる。

 

2位のアーヴィッド・デクレインのコメント

その日はとてもうまくいった。予想よりも難しくなかった。砂漠の中はとても暖かく、オランダよりも暖かかった。それはかなりの変化だった。残り5kmはチームメイトと一緒に走った。

彼らは私を風から遠ざけようとしてくれたし、良い仕事をしてくれた。残り1.5kmところで、サンドイッチにはまってマイケル・ジーラードのハンドルを失っただけだ。それからは自分自身の方法を見つけなければならなかった。そして私は成功した。

実は道路の右側に少し行きすぎていたのだが、残り150mで道が開けるのが見えた。それに挑戦し、かなり近づいたが、メルリエに挑戦するには十分ではなかった。

明日は12キロの個人タイムトライアルですが。

面白いステージですね。全力で頑張ります。マイケル選手が良いタイムトライアルをできることを願っています。彼は確かに美しいものを見せることができる。次に、もう一人のマイケル・ストーラーと一緒に、最初の山岳ステージで良い結果を目指します。私たちはまだ美しいものを見せることができる。

 

第1ステージ　リザルト

総合

ポイント賞