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元EF Education-Nippoのルイス・ビラロボスが契約前のドーピングで4年間の出場停止に

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Photo credit: Amanda Hirsch on VisualHunt.com
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2020年にEF Education-Nippoに所属していたルイス・ビラロボス。

チームに所属する1年前の、2019年4月25日のレース競技外で、メキシコ国立アンチドーピング機関が収集したサンプルで陽性反応となった。

成長ホルモンGHRP-6を使用したドーピングだ。これが発覚したのは、2020年の5月18日。これだけ検査結果に時間がかかったのも問題だと思うけど。

このドーピングに伴う処分がようやく決定した。ルイス・ビラロボスに対して、UCIは4年間の出場停止を発表している。

昨年の話なのに、今頃処分が下るというのも遅いような感じがするけど、どっちにしても走れないのだから一緒か?

 

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4年の出場停止

 

ルイス・ビラロボスは、2018、2019年と2年連続のメキシコタイムトライヤルチャンピオン。

2018年ツアー・オブ・ユタでは19歳で総合8位となっている。総合優勝したのはTeam Jumbo-Vismaのセップ・クス。

2019年8月1日からEF Pro Cyclingと3年間の契約を結んだが、それまではメキシコのコンチネンタルチームAevolo で走っていた。

これだけ、UCIの処分決定に時間がかかったのは、Bサンプルの分析に時間がかかったからだ。

成長ホルモンをドーピングで使用した場合には、深刻な身体の異常をきたすこともある。ランス・アームストロングも成長ホルモンを1度使ったことを告白しているが、これが元で睾丸癌が進んだとも言われている。

ルイス・ビラロボスは、Team Jumbo-Vismaも狙っていたし、将来性のある若いライダーなのにもったいない。

EF Pro Cyclingは、ドーピングが発覚してから、8月1日に契約を解除している。とても怒っており知っていれば契約していなかったと声明を出している。

GHADA-6をテストできるのはWADA認定ラボのみであり、潜在的な利益相反のため、チームはアスリートの内部スクリーニングプロセスでこれらのラボを使用することは許可されていない。

つまり、ライダーからの申告がなければ成長ホルモンを使っていることもわからない。まあ、自分から言うヤツはいないだろうけど。

中々、ドーピングがなくならないのも困りものだ。

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