2025チャレンジマヨルカ トロフェオ  セス・サリーナス　2日目の勝者は?

チャレンジマヨルカの2日目。

トロフェオ  セス・サリーナス  Trofeo Ses Salines(1.1)。昨年まではトロフェオ  セス・サリーナス ファラニチTrofeo Ses Salines-Felanitx(1.1)だった。

チャレンジマヨルカはワンデーレースの集まり。1日目はUAE Team Emirates XRGのヤン・クリステンが残り1kmからの独走で勝利している。

1. 1月29日　トロフェオ カルビア
2. 1月30日　トロフェオ  セス・サリーナス
   
3. 1月31日　トロフェオ セラ・デ・トラムンタナ
4. 2月01日　トロフェオ アンドラッチ
   
5. 2月02日　トロフェオ パルマ

ステージレースではないので、各ライダーは連続して出場しても良いし、レースを選んで出場することが出来る。

 

セス・サリネス～コロニア・サン・ジョルディ 184.5km 

 

第1日目は最後は小集団となった。だが、2日目は間違いなくスプリントとなりそう。

 

1. 山岳ポイント　3.6km・1.4%
2. スプリントポイント　Campos
3. 山岳ポイント　2km・2.6%
4. スプリントポイント　Ses Salines
5. 山岳ポイント　3.6km・1.4%
6. スプリントポイント　Campos
7. 山岳ポイント　2km・2.6%
8. スプリントポイント　Ses Salines

 

スタート

スタート前。

 

ニュートラルスタート。

 

6人の逃げ

スタート直後から6人の逃げ。

1.   Curto Edgar (Illes Balears Arabay)
2.  シヌヘ・フェルナンデス (Burgos Burpellet BH)
3.  Martínez Victor (Sabgal / Anicolor)
4.  Radcliffe George (XSpeed United Continental)
5.  Craine Ethan (Project Echelon Racing)
6.  Lange Colby (Project Echelon Racing)

 

残り51.1kmで1分3秒差に。

 

スプリントポイント　Campos

スプリントポイントの獲得順位は

1.  Lange Colby (Project Echelon Racing)　3ポイント
2.  Martínez Victor (Sabgal / Anicolor)　2ポイント
3. Curto Edgar (Illes Balears Arabay)　1ポイント

 

もう先頭はタイム差がない。

 

逃げていたライダーが捕まる。UAE Team Emirates XRGのニルス・ポリッツがアタック。

 

ニルス・ポリッツは逃げを作れるか。

 

先頭はそろそろ捕まる。

 

残り43km。先頭は9秒差。

 

逃げていたライダーが一人ずつ捕まる。

 

先頭は4人に。残り41.7km。まだ、距離があるので集団は一旦遠ざかる。

 

先頭は単独となった。

• Radcliffe George (XSpeed United Continental) 

 

ニルス・ポリッツが、逃げから降りてきたシヌヘ・フェルナンデスと合流

 

ニルス・ポリッツは4人となる。

 

が、すぐに集団がキャッチする。

 

残り24.2km。まだ単独で粘っている。

 

各チーム共にスプリントに向かっている。

 

物凄く粘ったが、逃げは20.7kmで消滅。

 

残り12.2km。各チーム横一線。

 

あっと落車。

•  Sambinello Enea (UAE Team Emirates – XRG)
•  Bickmore Cade (Project Echelon Racing)
•  Walton Jonas (Project Echelon Racing)
•  小山智也 (Burgos Burpellet BH)

 

UAE Team Emirates XRGのニルス・ポリッツはまたもアタック。

 

残り1.8km。Tudor Pro Cycling Teamが先頭。

 

EF Education-EasyPostも上がってくる。

 

残り1.3kmではTeam Flanders – Baloiseが先頭に。

 

EF Education-EasyPostがまたも前を固める。

 

Uno-X Mobilityがアーランド・ブリクラを発射!

 

アーランド・ブリクラの後ろにはEF Education-EasyPostのマライン・ファンデンベルフが。

 

マライン・ファンデンベルフはためている。

 

ゴール手前でマライン・ファンデンベルフがまくりに入る。

 

TotalEnergiesのアントニー・テュルジスも追い込んでくるが～。

 

EF Education-EasyPostのマライン・ファンデンベルフが勝利だ～!

ゴール手前のギリギリで、アーランド・ブリクラをまくった。マライン・ファンデンベルフは、今シーズンの初戦を気持ちよく飾った。

 

アーランド・ブリクラは少しスプリント開始が速かったが、これは仕方ない。2位はアントニー・テュルジス、3位にアーランド・ブリクラ。ビニヤム・ギルマイは4位だった。

 

ニルス・ポリッツは、ゴール前で落車している。

 

リザルト

優勝したEF Education-EasyPostのマライン・ファンデンベルフ

ここでの最初の勝利は2年前だった。 その時は雨が降っていてコンディションが違っていた。しかし、幸いなことに今日は良い天気に恵まれた。ここマヨルカでのトレーニングとレースはいつも楽しんでいるので、また勝ててうれしい。

ここの道もよく知っている。時々私自身もここに来る。坂道もあるが、平坦な道もある。ここですべてを行うことができるんだ。今日は少し風が強いことは分かっていた。私たちは左側に留まる計画を立てていた。

全員が非常によく頑張り、全員が計画に集中した。私たちにとってそれは完璧な状況だった。私たちはいつも左側に座っていて、風を避けられる場所だった。私たちは本当によくやったと思う。

ビニアム・ギルマイ（4位）とフェルナンド・ガビリア（5位）も破りましたね。

彼らはこういうレースではいつも良い成績を収める。でも、私は自分のレースだけに集中した。それはとてもうまくいった。彼らを自分の後ろに留めておくことができてよかった。

明日また挑戦する。もちろん違うコースになるが、また参加できるように頑張る。この勝利は兄のラース・ファンデンベルフに捧げるよ。これはあなたのものだよ、ラース！

 

兄のラース・ファンデンベルフは、Groupama – FDJで走っているが、2024年2月25日のフォーン＝アルデシュ・クラシック以来プレーしていない。レース中、自転車に乗ったまま意識を失い、激しく転倒した。原因は 心筋炎の炎症。

その結果、数カ月にわたるリハビリが必要となったが、現在もリハビリの真っ最中。マヨルカでは弟と一緒にトレーニングを再開している。

 

3位　Uno-X Mobilityのアーランド・ブリクラ