第3ステージのゴールは予想通りのスプリントに。
残り600mから、BORA-hansgroheがライアン・ミューレン、ダニー・ファンポッペル、サム・ベネットがトレインを組んでゴールに突き進む。
完璧なリードアウトを受けたサム・ベネットが発射したがゴールまでが遠い。サム・ベネットは、端から端まで移動するほど斜行。
最終的には、クリストフ・ラポルトがまくって勝利となったが、のちほど降格処分が発表された。
二人の降格
ゴール前で、ダニー・ファンポッペルが、サム・ベネットを引いている時には前から見て右側。
それが、ゴール前ではサム・ベネットは左端まで動いている。これでは後ろはたまったものではない。ディラン・フルーネウェーヘンは一時フェンス際まで追いこまれた。
上からみるとこの位置。BORA-hansgroheのマテヴジュ・ゴヴェカルがサム・ベネットの後ろ。
サム・ベネットが移動したために、マテヴジュ・ゴヴェカルも一瞬足を止めている。
サム・ベネットが端まで来たので、ディラン・フルーネウェーヘンが抜くには左からしかなくなった。そのためにマテヴジュ・ゴヴェカルに当たってしまう。
ここがヒヤッとした瞬間。マテヴジュ・ゴヴェカルは、上手くバランスをとって落車しなかったけれど、もし落車していたら大惨事になっていた状態だ。
ディラン・フルーネウェーヘンは、サム・ベネットに対して、なんだよ、お前というジェスチャーをしている。
結局、陪審員は斜行したサム・ベネットとディラン・フルーネウェーヘンを降格処分に。ディラン・フルーネウェーヘンは、以下のツイートを投稿していたが、すでに削除している。
「ブレーキを使ってしまった @UCI_cycling さんごめんなさい。🤡」
元々の原因は、サム・ベネットがスプリントでラインから大幅に逸脱したことにある。
ベネットとフルーネウェーヘンはステージ上位3位の座を失ったが、第4ステージでは続行が認められた。
また、二人は、山岳ポイントで2ポイント、スプリントポイントで7ポイント減点され、500スイスフラン(約7万円)の罰金が科せられる。
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