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2024 ツール・ド・フランス第2ステージ ヨナス・ヴィンゲゴーは勝利したと感じたが、プリモッシュ・ログリッチは? 【追記】

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Photo credit: tullio dainese on Visualhunt
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イツリア・バスクカントリーの大落車で、ヨナス・ヴィンゲゴーがどこまで走れるのかは本人でもわからない状態でツールをスタート。

だけど、第1ステージ、第2ステージを見る限り大丈夫のようだ。第2ステージの2回目のサン・ルーカの登りでタデイ・ポガチャルのアタックに完全についていけたのはヨナス・ヴィンゲゴーだけ。

だが、4強の一人プリモッシュ・ログリッチの姿だけが、ゴールで見えていない。

 

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ヨナス・ヴィンゲゴー 小さな勝利

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、ワウト・ファンアールト、最後はマッテオ・ヨルゲルソンのアシストを受けて先頭集団につけていた。

1回目のサン・ルーカの登りで、タデイ・ポガチャルがスルスルと前に出てボトル補給をしたときにも、ヨナス・ヴィンゲゴーは、真後ろにいた。

すでにタデイ・ポガチャルのアタックを警戒していたのは間違いない。そして、2回目のタデイ・ポガチャルのアタックには、同時に反応。登りでは、前に出て無理には引かない。

少しでも疲れを見せたら、タデイ・ポガチャルがアタックをするからだ。今大会、最初の二人の戦いとなった。

 

 

ヨナス・ヴィンゲゴーのコメント

おそらく、最も恐れていたステージのひとつだったと思う。正直なところ、このレースのために良い準備ができたわけではなく、1ヶ月半しかまともなトレーニングができなかった。

ポガチャルに追いつくことができたのは、私にとっては小さな勝利だ。

 

あなたが優勝した2つのツールでは、高山の長い登りでダメージを与えているのに対し、ポガチャルはサン・ルーカに似た短い登りで成功を収めてましたね。

クラッシュする前から、私よりも彼に適したステージだったし、特にクラッシュした後は、さらに遅れをとってしまった。

 

ポガチャルは、トレードマークのスタイルで攻めてきたとき、素早く反応してましたね。

彼は僕にキッカーを引かせたかったようだけど、僕は待ったんだ。そうしないと、彼はまた僕にアタックしてきただろうからね。

ダウンヒルでは、他の選手とタイムを広げるために彼に協力したんだ。

 

レムコとリチャル・カラパスだけが2人に追いつき、残りのGC選手は21秒遅れでゴールでしたが。

今言えるのは、もし復帰できなかったとしても、僕はいつものレベルに超近くまで来ているということだ。予想以上にうまくいったと思う。ハードな2日間だったから、本当に満足しているよ。

これが素晴らしい3週間の始まりになればと思う。

 

肺に穴を開け、肋骨と鎖骨を骨折したヨナス・ヴィンゲゴーがバイクに復帰したのは4月下旬だった。まだ、これで完全復調とは言えない。まずは第4ステージのガリビエ峠だ。

 

ログリッチ

 

タデイ・ポガチャルがアタックした時に、Red Bull-BORA-hansgroheで先頭にいたのはアレクサンドル・ウラソフだけだったのかもしれない。

動画を何度か見返しても、プリモッシュ・ログリッチの姿は確認できない。1回目のサン・ルーカの登りではロマン・バルデと同じ位置でジェイ・ヒンドリー、アレクサンドル・ウラソフと同じ位置にいる。

2回目のサン・ルーカでは少し離れた位置にいたのだと思う。

プリモッシュ・ログリッチは、ゴール後すぐにチームバスに乗り込みインタビューは受けていない。代わりに、ジェイ・ヒンドリーがインタビューに答えている。

 

ジェイ・ヒンドリーのコメント

一日中、全開で走った。登りではオンとオフが交互にあったので、かなり変な一日だった。

サン・ルーカでは基本的に2回とも全開だった。本当に限界だった。我々はできる限り損失を最小限に抑え、全力を尽くした。

3週間のレースが始まって48時間経っている。これからたくさんのレースが待っている。それほどひどい状況ではない。大惨事の日ではなかった。

 

総合での21秒差は小さいのか。4強の中でタイムを失ったのはプリモッシュ・ログリッチだけ。タイム差よりも、精神的なダメージのほうがきついのでは。これ以上の遅れは厳しくなる一方だ。

 

【追記】

かなり後になってからインタビューにプリモッシュ・ログリッチが答えている。

私は座るべき場所に座っておらず、あまりにも遠くから来なければならなかった。私には何もできなかった。幸いなことに、まだ19ステージ残っている。

 

やはりポジション的に後ろにいたようだ。

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