サイクリングとアート、一見すると異なるこの二つの世界が、究極の形で交差した。
Specialized S-Works Tarmac SL8が、文字通り「走るキャンバス」へと変貌を遂げたのだ。今回発表されたアーティストシリーズは、世界的な3人のアーティストとのコラボレーションによって誕生している。
今回のプロジェクトでは、世界の異なる場所を拠点に活動しつつも「サイクリングへの情熱」という共通点を持つ3人の世界的アーティスト、ユン・ヒョプ(Yoon Hyup)、パラ(Parra)、ルーカス・ビューフォート(Lucas Beaufort)が起用されている。
完全ハンドペイントの超限定フレームセット。ただ速いだけでなく、所有する悦びと走る情熱を極限まで高めてくれる。
Parra 90年代カルチャーとサイクリング・ハイ
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オランダのアーティスト、パラのインスピレーションは、彼自身が魅了された90年代のサイクリングカルチャーにある。
彼特有のタイポグラフィと手描きの曲線的なエレメントが色鮮やかに配置されており、ライド後の高揚感、いわゆる「サイクリング・ハイ」を追い求めるライダーの心を掻き立てるポップでエネルギッシュな仕上がりとなっている。
世界限定200本のフレーム販売となる。
Yoon Hyup:光とスピードのシナジー
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ニューヨークを拠点とするユン・ヒョプ(Yoon Hyup)のデザインは、夜明けや夕暮れ時のライドのエッセンスを見事に捉えている。
街灯がまるで滑走路のように光の軌跡を描き、夜の反射がスピードのフローへと溶け込んでいく様子が表現されている。
ライダーとバイクが一つになる「シナジー」という彼の言葉通り、流れるような疾走感を感じさせる美しいペイントとなっている。
世界限定150本のフレーム販売。
Lucas Beaufort:繋がりとコミュニティ
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フランス出身のルーカス・ビューフォートは、サイクリングを「世界を広げ、可能性を見出すもの」と捉えている。
彼のアイコニックなキャラクターGusGus(ガスガス)がフレームに描かれ、ライドを通じて生まれる一体感やコミュニティ、人との繋がりが表現されている。温かみとストーリー性を感じさせるユニークなデザイン。
世界限定150本のフレーム販売。
ベースとなるのは、重量685g(56cmサイズ)のS-Works FACT 12rカーボンを採用した最高峰のフレームセット。
最大の魅力は、すべてのフレームが手作業でペイントされ、シリアルナンバーが刻印されている点。ロゴやグラフィックの配置も一本一本微妙に異なるため、正真正銘、世界に一つだけのフレームとなる。 価格は5,699ドル(約87万円)。


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