Rodeo Labsは、ブランド史上最高で最も高性能なアドベンチャーバイクプラットフォームであるTraildonkey 4.0を発表。
ブランクシートの再設計により、オンロードパフォーマンスからダートロード、ウルトラディスタンスバイクパッキングまで、1 つのフレームセットで走行可能な範囲が広がっている。
Traildonkey 4.0
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Image credit: rodeo-labs.com
Rodeo Labs は、Traildonkey 4.0 を設計するために、新しい試みのモノコック構造方法を使用していたと述べている。
新しい製造方法により、より滑らかでエレガントで連続したフレームラインが可能になった。
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モノコック構造は、フレームとフォークの構造全体が単一の統合されたカーボンレイアップで形成されることを意味する。
この技術の結果、バイクはより強く、より軽くなり、エクステリアとインテリアの仕上げがより洗練されたものになる。
写真ではフロントシングルだが、ダブルにするためのフロントディレーラーの位置も確保してある。
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Image credit: rodeo-labs.com
TD4では、より幅広いホイールベース範囲を可能にする、よりシンプルで機能的にエレガントなスライダーが設計されている。
スライダーを完全に前方にシフトして、425mmのチェーンステーの長さも実現可能。これにより、後輪をボトムブラケットの近くに押し込むことで、ハンドリングが速くなる。
または、スライダーを460mmまで完全にスライドさせることもできる。これにより、特にバッグやバイクパッキングギアを積んだときに、バイクがより安定し、より予測通りにトラックすることが可能となる。
現在市場に出回っている他のフリップチップアジャスタブルドロップアウトシステムとは異なり、調整可能な長さに沿って好きな場所に車軸を固定して、バイクの感触を調整できる。
2本の12mm 六角ボルトを使用するだけで非常に簡単に行うことができ、独自のLockjaw(ロックジョー)連動スライダーハードウェアを介してホイールを所定の位置にしっかりと固定する。
フリップチップを使ったバイクには、以下のようなFifty One Bikesの、Assassinグラベルバイクなどがある。こちらは固定式だ。
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Image credit: rodeo-labs.com
ダウンチューブには、収納ボックスも作られている。
ハッチカバーを取り外すと、チューブ、タイヤキット、マルチツール、タイヤレバーなどが収納できるようになっている。かなりスペースは大きい。
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Image credit: rodeo-labs.com
Traildonkey 4.0は、2975ドル(約43万円)のフレームセットと、カスタマイズ可能なビルドの完成車で販売され、納車は2023年からとなる。
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