ロードバイクの情報を発信しています!

Fifty One Bikesから調整可能なストックサイジングを備えたAssassinグラベルバイクが登場

機材情報
photo FiftyOne Bikes
この記事は約4分で読めます。

アイルランドのダブリンを拠点とするFifty One Bikesは、元プロサイクリストのAidan Duffによって2016年に設立されておりカスタムバイクの製造をしている。

そのFifty One Bikesから、Assassinグラベルバイクが登場。

Assassinと言えば、映画のタイトルのようだけど暗殺者という意味。

なんでこんな名前をつけたのだろうか?

 

スポンサーリンク

Assassin

こちらはプロモーションビデオ

 

まずAssassinとつけた由来について

1910年、ツールドフランスは、320 kmで獲得標高6000mを超えるステージがあった。

強力なトゥールマレー峠を含む4つの峠があり、道路は砂利で、山の道路は特に荒れていたという。

4回目の登山をサミットしたオービスク峠は、最終的にステージの優勝者であるオクタヴラピーズがステージの行き過ぎに激怒し、レースの副ディレクターであるアルフォンス・シュタイネスに叫んだ。

「Oui、des assassins!」(あなたは暗殺者だ!)

グラベルバイクで山の荒れた道を走るのは素晴らしいアイディアで、これに感銘を受けてAssassinと名付けている。

 

フリップチップ ジオメトリの変更が可能

自転車の取り扱いに関するライダーの好みはさまざまであり、砂利道はさらにさまざまであるため、1つのサイズですべてに対応できるわけではない。

Assassinでは、フリップチップを使用してジオメトリの変更が出来るようになっている。

 

ショート、ミッド、ロング photo Fifty One Bikes

 

後部では、2つのチップが3つの車軸位置を提供し、有効なチェーンステーの長さとホイールベース全体を5mm刻みで調整できる。

 

左45mmオフセットの低車軸位置、右53mmオフセットの高車軸位置  photo Fifty One Bikes 

 

フロントでは、チップは高と低の2つの位置を提供する。「ロー」ポジションは、より長いトレイルとより緩いヘッドチューブ角度を提供し、より困難な地形でのよりアグレッシブなライディングに適している。

「ハイ」ポジションは、トレイルを短くし、ヘッドアングルを急にする。

 

以下の動画を見ると変更出来る範囲やジオメトリの数値がわかる。

 

photo FiftyOne Bikes

 

フレームは、ハイエンドの東レT1100、800、700カーボンファイバーで製造されている。

その繊維の混合により、ミディアムフレームの重量を1050gまで下げている。

完成車は、Shamalカーボンホイールを備えたCampagnolo Ekar 1×13、Michelin 700c x 47mm Power砂利タイヤ、およびEason / Zippアルミニウムコックピットコンポーネントで構築されている。

 

photo FiftyOne Bikes

 

フロントラックとリアラックを取り付けるオプションとフォークレッグマウントがあり、最大30kgの荷物を運ぶことができる。

取り外し可能なシートステイブリッジを備えたフルフェンダー用のマウントもある。

フォークには内部ダイナモルーティングもあり、充電の必要はない。

 

photo FiftyOne Bikes

 

タイヤクリアランスは47mm。

 

photo FiftyOne Bikes

 

ブリティッシュレーシンググリーンとブルーのカラーがあるが追加オプションでオリジナルカラーも可能。

フレームセットの価格は€3,499(約44万円)。完成車はShimanoとSRAM、およびCampagnolo Ekar 1xで€4,500(約57万円)から始まる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました