ブエルタ・ア・エスパーニャでグランドツアー初優勝を飾ったプリモシュ・ログリッチ。
世界選手権では、母国スロベニアのために、男女混合リレー・タイムトライヤル・ロードレースと全ての種目に出場する。
特に、タイムトライヤルでは有力選手が不在なので、現在絶好調のプリモシュ・ログリッチの優勝の可能性は高い。
タデイ・ポガチャルとともにスロベニアに勝利をもたらすのか。
スロベニア代表選手
スロベニア代表選手は以下の8人。
ブエルタで3位になったタデイ・ポガチャルも出場する。20歳ですからねえ~。スゴイことです。
男女混合タイムトライヤルに出場するのは、プリモシュ・ログリッチにタデイ・ポガチャル、ヤン・トラニック。
どうして、男女混合の種目が世界選手権で採用されたかというと、オリンピックが関係しているらしい。
IOC(国際オリンピック委員会は、男女平等をアピールする種目を増やしていくことを目指している。だから、UCIも男女混合タイムトライヤルをオリンピック種目に追加出来るように実績を作っていくのが目的のようだ。
今年のヨーロッパ選手権で初めて実施されてオランダが優勝をしている。
こちらは、新種目となるのでスロベニアとしても表彰台を狙っていくのが目標だ。
タイムトライヤルスペシャリストのログリッチに、タデイ・ポガチャルもタイムトライヤルが得意なので、十分狙っていけるチャンスはある。
個人タイムトライヤルが本命
🇮🇹#TirrenoAdriatico
— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) March 19, 2019
What a ride from @rogla! He wins @TirrenAdriatico with 1 second on Yates. #samenwinnen #ridebianchi pic.twitter.com/MIWv7mRwKq
2017年世界選手権では、トム・デュムランについで2位。クリス・フルームが3位で破っている。
今年は、そのトム・デュムランとクリス・フルームもケガでいない。それに、急速にタイムトライヤルが強くなったワウト・ファンアールトもいないのだ。
昨年優勝したローハン・デニスはツール・ド・フランスのリタイヤ以来、レースには参戦していない。しかも、あまりタイムトライヤルの成績も抜群ではないのだ。
ゲラント・トーマスも調子が悪ければ出場しないようなことを口にしている。
残るライバルと言えば、昨年3位でアワーレコード保持者のヴィクトール・カンペナールツ。
それにレムコ・エヴェネプールか。トニー・マルティンもブエルタで落車しており万全の体制でないとすると、プリモシュ・ログリッチが表彰台を狙えるチャンスは多いにある。
ジロでは、不本意な成績に終わったログリッチ。シーズン後半にブエルタで勝利。
そして、世界選手権でも活躍出来ればキャリアハイの満足のいくシーズンとなるはずだ。
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