今年で契約の切れるINEOS Grenadiersのリチャル・カラパス。
カラパスを巡って現在、3チームが交渉をしているようだ。まずは、現チームのINEOS Grenadiers。
移籍する必要があるのかなと思うのだけど。他の2チームとは?
INEOS Grenadiersの現状は
It was an exciting and aggressively ridden finale at the #Giro with @RichardCarapazM right at the heart of it.
He got up there for fifth place in the sprint 👊 pic.twitter.com/1JiW6qvEEc
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) May 17, 2022
リチャル・カラパスの現在の給料は220万ユーロ(約2億8千万円)と言われている。
チームの中では4番目の高給取りだ。チームがカラパスを逃がさないと思うけど。
その理由とは
- エガン・ベルナルが早期の復帰が難しいこと
- リッチー・ポートは今年で引退
- ゲラント・トーマスは2023年まで契約だが35歳とベテラン
- 若手の育成には時間がかかる
- アダム・イェーツも狙われている
トム・ピドコックは、MTBで世界王者、パリオリンピックも狙っておりチームはサポートする予定だろうし、若手で今すぐに総合エースを任せられる選手はいない。
INEOS Grenadiersに残留という線が強いと思う。
チームからは、クラッシックの有力選手、ディラン・ファンバーレがJumbo-Vismaに移籍が決まっているという噂もある。
リゴベルト・ウランの後継者
Movistar Teamがアレハンドロ・バルベルデの後釜として、リチャル・カラパスに復帰して貰いたいと思っているのは当然だろう。
カラパスは2019年まで、Movistar Teamにいた訳だし。戻れば、エンリク・マスと共にエースの座につくことになる。
カラパスのマネージャーがあげたもう一つのチームはEF Education-EasyPostだ。
エースのリゴベルト・ウランに変わるリーダーを探している。ウランも35歳で、今年でチームとの契約は切れる。
セルジオ・イギータはBORA-hansgroheに移籍してしまったし。ヒュー・カーシーは、2020ブエルタ総合3位の走りが、ここ最近出来ていない。
チームとしては、エスデバン・チャベスと共にエースとして走って貰いたいのは山々だろう。ただ、給料が払える資金があるのか疑問が残る。
ジロが終了する頃には、はっきりするそうだが、3年から4年の安定した長期契約を望んでいるようだ。さて、どのチームで来年は走っていることだろう。
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