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紅海危機により自転車パーツが値上がり、完成車の納品遅延の可能性あり

海外情報
photosforyouによるPixabayからの画像
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イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘に絡んだ紅海での商船攻撃は、輸送の遅延と財の価格上昇につながり、経済に新たなインフレリスクをもたらす恐れがある。

親イラン武装組織フーシ派が紅海を航行するタンカーを攻撃しており、運送各社は貨物輸送を迂回させている。

貨物船はスエズ運河を通るルートではなく、アフリカを回航する長距離海路の選択を余儀なくされる。これは、あらゆる製品の値上がりに跳ね返ってしまう。

パンデミックが終わり、需要の冷え込みで苦境となっている自転車業界にも打撃があるのは間違いないだろう。

 

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紅海危機によるデメリット

Image credit: BBC JAPAN

 

実際に、タンカーに乗り込んで占拠している映像もネットに沢山ある。世界最大手の海運会社18社が紅海とスエズ運河での操業を一時停止することになった。

スエズ運河は通常、世界貿易の約12%を扱っており、多くの人がアクセスしている。アジアからのタンカーは、全て紅海を通っている。

しかし、紅海を通らないルートを選択するので、輸送費と日数がかさんでしまう。

自転車業界の場合、多くの製品はアジアで生産されており、完成車の組み立ては欧州で行われることも多い。需要は減っているけれど、それでも輸送に時間がかかることは何もメリットはない。

多くの産業が影響を受けるのは間違いないけれど、自転車業界も少なからず影響を受けることになる。

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