有機フッ素化合物であるPFASは、撥水効果を持たせる薬剤としてアウトドアウェアなどに多く利用されている。
しかし、廃棄後も分解されず、環境に高い有毒性があることが判明してから使用制限が強化されている。
そのため各社は次の撥水効果をもつ生地の開発をしている。
Raphaはゴアテックスの協力を得て耐久性に優れたePE(発泡ポリエチレン)メンブレンで新しいレインジャケットを作成している。
Rapha GORE-TEX レイン ジャケット
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この新しいジャケットはゴアテックスとのコラボレーションでデザインされており、Raphaのややゆったりとしたフィット感の哲学を採用。
熱心なロードライダーだけでなく、よりカジュアルな通勤者にも適したように設計されている。
3年の開発期間を経て完成したRaphaのGORE-TEXレイン ジャケットは、GOREの次世代PFAS-Free/メンブレンを初めて採用し、レインウェアの未来像を表現している。
この次世代のGORE-TEX素材は長い製品寿命を実現するため、2023年には、30回の洗車、600時間以上、13,250kmの走行距離を経て、テストサンプルは最終検証に挑んだ。
そして開発チームは、メンブレンの劣化や水の浸入がないことを確認。その後、デザインはさらに改良されて現在のジャケットの姿へと進化している。
メンズとウィメンズが用意されており、どちらも価格は5万円となっている。
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