オランダのサイクリングインフラの拡大と改善をキャンペーンしているオランダのサイクリストユニオンFietsersbondは、オランダでの電動ファットバイクの人気の高まりについて懸念を表明している。
ファットバイクは通常の自転車のタイヤよりも2倍以上太いタイヤをつけているバイクのこと。たまに、走っているのを見かけることがあるので知っている人も多いはず。
現在問題になっているのは、このファットバイクに違法なスロットルレバーを装着して50km/hくらいのスピードが出るようになっていることだ。
オランダの場合
Vandaag in de @telegraaf: Grote zorgen over opgevoerde #fatbike. @esthervgarderen (@fietsersbond): “Fatbikes rijden knetterhard. Ouderen durven nauwelijks het fietspad nog op”. Lees het artikel via: https://t.co/D67SwHFlIF pic.twitter.com/eQtvpeGM9T
— Fietsersbond (@fietsersbond) November 9, 2022
オランダではスクーターユーザーにヘルメットを義務付けて以来、ファットタイヤ付きの電動自転車の人気が急上昇している。
問題は、これらの太い車輪の電動自転車をパフォーマンス向上キットでアップグレードして、車と同じくらい速く走るようにしていることだ。
24km/hの制限を守られているバイクならば問題ない。けど、50km/hくらいのスピードがでるように改造されている違法電動バイクがいるのが問題だ。
Telegraaf新聞では、ティーンエイジャーの間でのこれらの強化された電動自転車の人気を、近年の12歳から17歳までの若者が関与する深刻なサイクリング事件の急増に関連付けている。
自転車事故で重傷を負った12〜17歳のティーンエイジャーの数は、過去4年間で4%から22%に増加。ファットバイクは10代の若者の間で特に人気がある、と新聞は書いている。
また、オランダサイクリストユニオンFietsersbondは、ファットバイクについて懸念している道路利用者からいくつかの苦情を受けていると述べている。
問題は警察の取り締まりだけど、電動自転車で事故が発生した場合にのみ、それがブーストされているかどうかを確認しているとのことだ。
これでは、事故が起こるまで何の取り締まりはないということになる。
オランダでは、60歳以上の人はすでに自転車道を利用することは危険なので走行しない、とまで言われているそうだ。
コメント
再後段、「オランダでは、60歳以上の人はすでに自転車道を利用することは危険なのでないとまで言われているそうだ。」は誤字脱字、あるいは誤変換でしょうか。意味が通じてきません。