新しいフレームは、前モデルよりも108gも軽量化されている。形状は、それほど変わらないけれど、細かい部分が変更され、空気抵抗がさらに減少しているという。
Pinarello Dogma F
Pinarelloのフラッグシップバイクは長年にわたり、Torayca T1100 1K カーボン構造を採用してきた。
しかし、新型Dogma F には新しい東レ M40X カーボンファイバーが使用されており、53gpa (ギガパスカル) の引張強度の利点があり、「横方向の剛性性能を次のレベルに到達」できると主張している。
Pinarelloは、下記動画にあるように、X-Lightモデルと INEOS Grenadiersのチームバイクでカーボンをテストしてきたと述べている。
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Pinarelloは、重量はバイクの空力特性と転がり抵抗ほど重要ではないと述べている。
同社の調査によると、CdA (空気抵抗係数) をわずか0.2%改善するだけで、バイクの重量が175g軽減されるのと同じだと言う。
Pinarelloは、2022 ツール・ド・フランスのゲラント・トーマスのパフォーマンス データを分析し、エネルギー出力と潜在的な空力節約を比較することでこの理論を検証したと述べている。
最新の数値流体力学(CFD)シミュレーションと長時間の風洞試験により、0.2%のCdA改善目標を達成したと主張している。
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フレームの細かなアップデートは、公式サイトで動画が公開されており、非常にわかりやすい。
完成車は、Shimano Dura-Ace Di2、新型 SRAM RED AXS、またはCampagnolo Super Record Wirelessで提供される。
フレームは 43~62cmの11サイズ。塗装に関しては、角度によって色が変わる新しい Luxter 塗装を含む3つの標準オプションを含む 6つのオプションがある。
最も軽い仕様は、Pinarello Dogma F SRAM Red AXSとなる。
- フレーム: Toray M40X carbon fibre
- フォーク : eTICR Onda
- グループセット: SRAM Red AXS
- ハンドル : MOST Talon Ultra Fast
- サドル : MOST Talon Ultra Fast
- シートポスト : Pinarello Aero seatpost
- ホイール: Princeton Peak 4550 or DT Swiss ARC 1400 Claimed
- 重量: 6.63kg (サイズ53cm)
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